「アンカー」起こし裏話

2015.03.30 Monday 19:00
くっくり


 すなわち、ぼくなどの力では全くなく、それぞれの生き方まで考えてくださった、みなさんがこの放送、国内だけではなく世界中にいらっしゃる日本国民への発信を支えてくださいました。】

 要するに、水曜は視聴率良かったけど、他の曜日が惨敗状態だったということでしょう。
 いくら水曜だけ高くても他がダメだと、終了はやむを得ないですよね。

 最後の5年間ぐらいは、よく「青山さんが降ろされるらしい」とか、改編期が迫ると「アンカーが終わるらしい」とかネットで噂になりましたが、全てデマでした。

 そういうデマが起きるたび、なぜか私の方にも問い合わせが来て、2010年2月のデマの時は、私も関テレに電話して直接聞いた上で、噂が事実無根であることをブログに載せたりもしました。


image[150304-16kouen.jpg]
[2015年3月4日放送分より]

 このたびの『アンカー』終了は、青山さんにとっても仕方がないというお気持ちだったようです。

 というか、年々『アンカー』が負担になってきた面もあったようです。
 そもそも、日本中、いや世界中を飛び回りながら、週一であれだけ濃いコーナーを維持していくのは並大抵のことではありません。

 このあたり、『水曜アンカー』最終回の翌日、3月26日のニッポン放送『ザ・ボイス』のオープニングで話されています(音声)。

ザ・ボイス青山繁晴★アンカー最終回★独研にとり社長の僕が週の半ばにいないのは本当にきつかった。週一で独自情報・タブー挑戦もすごく重い負担だった。ちょうどキリがいいと思ってた。生放送の前からスタッフ泣いてた。終了後も心から寂しいと言ってくれた。ご縁があったらまた関テレに行く。

— くっくり (@boyakuri) 2015, 3月 26

 もう番組終了したし、ご本人も話しておられるので言ってもいいと思いますが、『アンカー』を本当はやめたいという趣旨のお話を、私は数年前からご本人や周囲の人からメール等で伺っていました。

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