「アンカー」起こし裏話

2015.03.30 Monday 19:00
くっくり


 404本でした(実際のコーナーは全431回)。
 同じ日の起こしを2本に分けてUPした物は1本で計算。
 選挙SPや年末SPなど『水曜アンカー』ではない物は除いてます。

 ザッと数えただけなので、もしかしたら1〜2本間違ってるかも。
 でも、まあだいたい400本ということで。

 関西ローカルとはいえ地上波でここまで言ってええのん?と、ドキドキしながら起こしたことは数知れず。
 それだけタブーに斬り込んだ番組でもありました。


image[081119-05gisou2.jpeg]
[2008年11月19日放送分より]

 『アンカー』終了が決まった時、「圧力があったんじゃないか」という陰謀論めいた声も一部ネットで見ましたが、違います。

 公式ブログやラジオの『ザ・ボイス』など他の媒体で青山さんの声を見聞きされてきた方はご存知だと思いますが、『アンカー』が終了したのは番組の視聴率が悪かったから。

 芸能、スポーツ、トレンドなどを扱う他の民放の番組に視聴率に負けていたのが、最大の原因です。
 (それゆえ後番組『ゆうがたLVIE ワンダー』は他局に倣ってライトな路線に転換。第1回の放送を見た限り、よくある情報番組に成り下がっており、成功するとは思えませんが)
 あと、NHKで大相撲をやっている期間は特に視聴率が低かったようです。

 本当は『水曜アンカー』を見ている人は多かったらしいのですが、生ではなく録画して後でじっくり見る人が多く(昼間は仕事や学校があるから仕方ないのですが)、リアルな視聴率に反映されない。

 そのあたりの苦悩を、青山さんが昨年6月のブログに書かれていました。

 が、本当は実情は少し違っていたようで、『アンカー』終了当日の放送直前のブログでこんな告白をされています。

【ぼくは、みなさんがご存じの通りタレントじゃないので本来は視聴率は関係ありませんが、今日は申しましょう。「青山のニュースDEズバリ!」のコーナーは最後の最後まで、高視聴率でした。
 そうでなければ、日本の地上波テレビのタブーにも、関テレ報道部の志ある諸君と一緒に挑み続けてきた放送が、9年も続けられるはずもありませんでした。

[7] beginning... [9] >>
comments (42)
trackbacks (0)


<< 「報ステ」古賀vs古舘書き起こしと放送後の古賀インタビューメモ
中国の新幹線・原発輸出に手を貸すのか?AIIB参加せず日本は自立を! 青山繁晴「インサイト・コラム」より >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]