2006.04.13 Thursday 02:10
くっくり
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫が、同じころ高校生で拉致された韓国人である可能性が極めて高いことが、日本側のDNA鑑定でわかった。日韓両国が拉致事件解決に向けて協力していくための有力な手がかりが加わった。
このDNA鑑定は、韓国での拉致事件には日本の警察権が及ばないため、拉致被害者家族会などの要請を受け、「日朝協議のための外交上の情報収集活動」として行われた。
韓国で一九七八年に拉致された高校生五人の家族から血液や毛髪の提供を受け、日本の複数の民間検査機関で、めぐみさんの娘らのDNAと比較・照合した結果、いずれの検査機関も同様の鑑定結果を出した。韓国側の協力と日本の科学捜査の成果である。
北はこの鑑定結果を真摯(しんし)に受け止め、両国の拉致被害者らを一刻も早く返す方策を講じるべきだ。北が提供しためぐみさんのものとする遺骨が日本側の鑑定で偽物と判明したときのような不誠実な対応は許されない。
韓国では朝鮮戦争休戦以降、この高校生らを含む四百八十六人が北に拉致されたままだ。朝鮮戦争でも、多くの韓国人が北に連れていかれ、その家族も帰還を訴えている。
だが、盧武鉉政権は国連総会での拉致非難決議に棄権するなど、北に対して融和的な姿勢をとり続けてきた。めぐみさんの夫が拉致被害者の韓国人と判明したのを機に、韓国も日本と連携して被害者の帰国を北に強く求める姿勢に転じるべきだ。そうすれば日米、欧州連合(EU)などによる対北包囲網も、より強力になる。
東京で、北の核問題をめぐる六カ国協議の各国首席代表による非公式接触が行われている。北は、米国が金融制裁を解除しなければ協議再開に応じないという態度だ。これに対し、米国は北の船舶にも新たな制裁を発動する構えで、さらに圧力を強めている。
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