日本の正統性を壊したい韓国 シンシアリーさん「韓国人が暴く黒韓史」より
2015.03.23 Monday 17:41
くっくり
読了後、再び「帯」の文章を見て、ああー、これはよく出来た「帯」だと思いました。
本書の骨子を的確に言い表しています。
<オモテ>
「韓国人はなぜ、天皇を憎むのか」
この国の至るところに根をおろしている「正統性」という名の亡霊とは……
韓国人の著者が黙殺されてきた自国の「反日」の系図を辿る!
<ウラ>
自称「韓国の歴史は半万年」!
情けないまでの「正統性」の危うさが「反日」の起源である!
シンシアリーさんご自身もお書きのように、前の2作を具体的な「事例」からの分析とするなら、この3作目は「思想」からの分析です。
image[150323pakuShuu.jpg]
本書を貫く大きなテーマは、帯にもあった「正統性」です。
「正統性」という視点から、戦後の韓国政治史(大統領史とも言える)を体系的に学ぶことができます。
日本は天皇のもとで歴史が連綿と繋がってきた「正統性」のある国ですが、韓国はそうではありません。
シンシアリーさんはこう指摘します。
【正統性がちゃんとしていないほど、その集団(個人もそうですが)は強権的になります。
言い換えれば、自分と違う意見(自分の正しさに一方的に同調しないこと)に耐えられず、よく怒ります。韓国がそうです。
韓国が自分の正統性を大事に守ってきた、またはまともに認識しているのなら、正統性というものをここまで気にする必要もなかったでしょう。韓国が正統性に関する論争、とくに近代・現代史での正統性問題をタブーとしているのもそのためです。日本の正統性を壊したいと思うのは、自分自身の正統性に自信がないからである、とも言えますね。
韓国、いや歴代朝鮮半島の国々は、自分の正統性を他国に頼り、それに邪魔となる過去の正統性を抹殺してきました。「不利な歴史は認めずに全否定する=自分から見て正しい歴史だけを受け入れる」の繰り返しでした。
今でも続いている、私の国の悪い癖です。】
「日本の正統性を壊したいと思うのは、自分自身の正統性に自信がないから」。
この部分は韓国だけでなく、中華人民共和国にも当てはまるのかもしれませんね。
私は今まで自分なりに韓国をウォッチしてきましたが、実は2000年代以前のことは慰安婦問題以外はあまり知りません。
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