韓国がパラオに建てた反日記念碑と日本パラオ友好橋

2015.02.28 Saturday 02:06
くっくり



 さらに井上さんは、こんな懸念も示しています。

 「外務省は何をやってるのか。陛下がいらっしゃって、『あれは何ですか?』と尋ねられた時、何と答えるのか」

 パラオには日本の大使館があります。
 にも関わらず、こんなものが建てられた。
 今も黙って見ているだけのようです。

 じゃあパラオ側は何やってるの?というと…

 パラオ政府は、平和祈願の慰霊碑を建てたいという「海外犠牲同胞追念事業会」の申請を受け、許可したとのこと。
 中身については今もよく分かっていないのではないでしょうか。

 実際、井上和彦さんが、あるパラオ人にこの碑について聞いたところ、「こんなことが書いてあったとは知らなかった」と言われたそうです。

 佐藤正久議員はこう語っています。

 「韓国人犠牲者追念平和祈願塔問題は、日本政府とりわけ外務省の情報戦に対する認識不足と、安全保障感覚および先人に対する感謝の気持ちの希薄化の結果であり、これらを根本的に改善してゆかねば、親日国家として知られたパラオがいつしか韓国や中国に取り込まれて反日国家の仲間入りする恐れがあります。日本政府も外務省もこうした危機感をしっかりともってもらわねば困るのです」


 ところでパラオと韓国といえば、「KBブリッジ(Koror-Babeldaob Bridge)」を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 ご存知ない方のために、そのお話も紹介しておきます。

 バベルダオブ島とコロール島を結ぶ「KBブリッジ」は、1977年に韓国のSOCIO社によって建設されました。

 パラオが好んで韓国の建設会社を選んだのではなく、国際競争入札時にSOCIO社が日本の鹿島建設の半額で落札したのです。

 この橋は当初から手抜き工事の疑惑が指摘されており、建設直後には早くも橋の中央部がへこみ始めていたそうです。

 各国の会社により補修や補強工事が何度も行われた後、1990年にパラオ政府は230万ドルをかけた補強工事を選択しました。

 が、補強も空しく、1996年9月29日、橋中央部が折れて海峡に崩落。
 橋を通過中だった地元民2人が死亡し、多数の負傷者が出ました。

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