「アンカー」西川農水相辞任と安倍総理ヤジ問題の深層!初めての憲法改正でやるべきなのは?青山さんの三都構想とは?

2015.02.26 Thursday 03:31
くっくり


村西利恵
「その3点は『環境権』の条項、『緊急事態』の条項、『財政規律』の条項」

青山繁晴
「はい。これまず、今の日本国憲法ができた時には、戦争に負けた翌年1946年に、もう成立してましたからね。施行はその1年あとですけど、いや、あの、半年あとですけれども。要するに、当時は環境権なんて言葉はなかったから、特に公明党が、その、環境に関わる条項を入れましょうと、言ってますよね。で、今回その、安倍自民党が、えー、民主党や維新の党を含めた、その、あの、全党に提示したのはですね、まあ野党に提示したのはあと2つあって、緊急事態に、国家の緊急事態に、テロも含めて有事も含めてどうするかっていう、取り決めがないと。ね。で、それを入れますと。で、その時に、個人の自由、は、ある程度制限されるってことも含みますと。だから当然それは論議になるわけですよね」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「で、これだけじゃなくて、『財政規律』条項っていうのは、これ以上赤字を増やさない、その、次世代、次の世代の人々にツケを回さないことについて、憲法の中に入れちゃいましょうと。ね。自分たちで責任持って赤字を減らしていかなきゃいけないってことを入れましょうと。これは重大なことですが、逆に言うと、憲法9条の、改正は、先送りする、あとの問題にするってことですよね」

村西利恵
「そういうことですね」

青山繁晴
「で、それだから、去年の10月の段階では民主党も維新の党も、そして当時あった、みんなの党とか、次世代の党とか、要するに、共産党や社民党以外はですね、これに反対しなかったんですよ。合意ができたわけじゃありませんよ? しかし少なくとも当時の国会の雰囲気、僕、国会の中を歩いて痛感したのはですね、これだったら、もう共通の考えとして、やってもいいと、いう雰囲気が確かにあったわけです。その後、例えば民主党の岡田代表は、安倍さんのもとでは、改憲論議は一切乗らないと言ったりしてるわけです。でも、これ民主党の中を歩いてみると、違う意見の議員がたくさんいるのと、それから、これ岡田さん聞いてほしいんですけど、要するにメディアが、安倍さんの人格批判をやると、それに乗っかって、安倍さんのもとでは改憲しない(笑)。これちょっと問題が違いすぎませんか。日本国のあり方を決める改憲、あの、憲法どうするかのことについて時の総理が誰かも大事ですよ? しかし安倍さんもやがて辞めるわけですから、その先のことを考えなきゃいけないから、実は岡田さんはそうおっしゃってても、実は国会の中にこの空気は、今もちゃんと残ってるわけです。で、その上でですね、こういう動きを知っていただくと同時に、なぜかというと、早ければ、2016年、来年の年末までに国民投票行われるかもしれないし、その先考えたらですね、再来年に、つまりオリンピックある3年も前に、国民投票を、に、私たちが行くってことはあり得るから、もう僕らは先のことだと思わずに考えなきゃいけないんです」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)


<< 与那国住民投票で陸自配備賛成派が“大差”で勝利
韓国がパラオに建てた反日記念碑と日本パラオ友好橋 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]