与那国住民投票で陸自配備賛成派が“大差”で勝利

2015.02.23 Monday 01:37
くっくり



 反対派は「基地があるから攻撃される」では住民を取り込めないと焦ったのか、住民投票の日が近づいてくるにつれ、電磁波の健康被害を訴えるようになったそうです。

 「電磁波の基地にノーの1票を」
 「電磁波であなたの牛が不妊牛」
 「島民の健康を守れ!レーダー基地NО」

 というふうに。
 これは陸自沿岸監視部隊が外国の艦船などを監視するため設置する監視レーダーを指しています。

 国側の専門家は「全国の駐屯地では電磁波による健康被害の事例は確認されておらず、反対派の主張に科学的根拠はない」と反論し、電磁波で牛が不妊牛になった事例はあるのかについても、沖縄総合通信事務所監視調査課の担当者は「聞いたことがない」と話しています(八重山日報2月20日)。

 反対派はこのように根拠のない健康不安を煽ってまで、自衛隊配備を阻止しようとしました。
 もはや常軌を逸しているとしか思えません。

 ちなみに、昨年の沖縄県知事選と衆院選の小選挙区ではいずれも辺野古移設反対派が勝ちましたが、実は八重山地区ではいずれも移設賛成派(自民党推薦候補)の得票が上回っていました。

 八重山の地元紙、八重山毎日新聞は2015年元日号でそのことを非難し、「オール沖縄」に追随しない八重山を嘆いたそうです。

 そんな反日地元紙の思惑とは裏腹に、八重山の人々は、中国の動きを現実の脅威として正確に受け止めていると言えるでしょう。

 今回の賛成派の勝利はそのことをまさに表しているのかもしれません。
 (もちろん経済効果を第一に考えて賛成した人も多いでしょうが)

 今後は、駐屯地整備に伴う町道の廃止と水道の引き込みで町議会の議決を得ることが焦点になりますが、昨年9月の町議会ではそれらの議案は否決されています。

 反対派の町議が住民投票の結果を素直に受け止めて、考えを変えてくれればよいのですが。

 町議はともかく反対派住民がこれで諦めるとは思えません。
 住民投票には法的拘束力はありません。
 自分たちで住民投票を主導しておいて、「法的拘束力ないもんね」と開き直る可能性もあります。

 産経新聞によれば、反対派は施設建設差し止め訴訟を起こすことも検討しているそうです。

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