与那国住民投票で陸自配備賛成派が“大差”で勝利
2015.02.23 Monday 01:37
くっくり
私だって学生の頃は、学校で日教組的・朝日新聞的な考え方をしっかり刷り込まれていました。
再び、仲新城誠さんの指摘。
「町では過去の各種選挙で、自衛隊配備に賛成する候補が常に勝利してきた経緯がある。野党には、配備反対論に影響されやすい中学生や永住外国人を投票資格者に取り込むことで、反対票を少しでも増やしたい思惑があると言われる」
「安全保障に関する判断そのものを、住民投票に委ねることは危険だ。例えば、日本を守るため、軍事基地をどこに置くか、どの程度の自衛隊員を配備するかなどの国家的な戦略を、人口1500人の町民が多数決で決めていいのだろうか。万一、多数決で決めた戦略が破綻して国家的な損害が発生した場合、当の町民が責任を負えるのだろうか」
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しかも場所は沖縄です。
さらに言えば与那国島も含めた八重山諸島は、尖閣諸島に非常に近い場所にあります。
昨年12月、中国の環球時報電子版は、米国人学者の論文を引用する形で、「八重山が将来、日中の摩擦原因になる可能性が高い」という趣旨の記事を掲載しました。
記事は、「沖縄の南西にあり、重要な戦略的意義を持っている」などと八重山の地理的条件に着目したうえで、与那国島で進む自衛隊配備に警戒感を示し、石垣空港は軍事目的にも使用可能であると指摘しています。
つまり、太平洋進出を狙う中国は、与那国島に自衛隊が配備されたら非常に困るのです。
配備反対派は「基地があるから攻撃される」(これは沖縄本島の反対派も同じ)と無防備でいるよう勧めますが、いつまでお花畑の住人でいるのでしょう?
たとえば1992年、米軍が撤退して無防備になったところを中国に狙われて、自国の島を奪われたフィリピンが、2014年になってアメリカと軍事協定を締結し、事実上の再駐留につなげたことをどう考えるのでしょうか。
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[「電磁波の基地にノーの1票を」と書かれた反対派のビラ]
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