「アンカー」少女の覚悟がISILを追い詰め『百年』を動かす!クルド人による独立国家樹立へ?
2015.02.12 Thursday 03:11
くっくり
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青山繁晴
「これ今、実質ですね、ここにクルド人の自治政府があって、このへんバグダッドですけど、このバグダッドを中心とした元イラクがあって、南はどうなってるかというと、もうイランが入ってきてるんですよ。実質。だから本当は、見せかけはイラクだけどもう3分割なっちゃってんだけど、ここにはっきりクルド人の、自治政府じゃなくて、本物の共和国ができると、イラクはそこでおしまいですよね」
村西利恵
「おしまい…」
青山繁晴
「もうあの、完全に3分裂になって、もとのイラクはバグダッドを中心にしたこう小さい所だけになって、で、宗教でいうとそこが実は一番多数派で、少数派のシーア派のイランがこうやって、勢力を西に伸ばすことになって、するとサウジアラビア、ヨルダンも、イランとは敵対しますから、刺激されて、もう新しい紛争に必ずなっていくんですよ。ね。そういう現実があり、そして、話を戻していくと、じゃあ自称『イスラム国』の動きはどうなるかというと、こうです」
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村西利恵
「追い込まれた自称『イスラム国』は、壊滅ではなく、分裂へ」
青山繁晴
「はい。いきなり壊滅していくというのではなくて、分裂していくことになると思います。それは、湯川さん、後藤さんの事件をめぐる、あの、自称『イスラム国』の対応見てても、やっぱり強硬派、つまりヨルダン人のパイロットを、檻に入れて焼き殺すような極端な強硬派、それも、まあ、はっきり分からないけど、ヨルダン政府の言うことによると、1月3日の段階ですでに殺害してたと。それから、その、あの、穏便にってわけじゃないけど、現実的に交渉しようとする、カネを取ろうとしたり、そういう、やっぱ現実派と、すでに分裂の兆しが生じてるんですが、こうやって追い込まれていくと、壊滅じゃなくてまず分裂になっていく。なぜ壊滅しないかというと、貧困とか、さっきの西洋からの100年にわたる、圧迫とか、基礎があるからなかなか壊滅しなくて分裂になっていく。分裂になっていくってことは、過激さを争うようになるんです、必ず」
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