中国産漆に駆逐される国産漆!国宝守る英国人社長の闘いと日本人への提言

2015.02.09 Monday 18:32
くっくり


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 京都の東本願寺で、傷んでいる部分を直す修復工事をしています。
 その中で全体のバランスを見ながら職人に指示をする外国人がいました。

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 デービッド・アトキンソンさん。
 江戸時代から文化財の修復を行ってきた小西美術工藝社の社長。

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 本社は東京ですが、アトキンソンさんは月の半分は京都の町屋を改修して暮らしています。

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 小西美術工藝社は、伏見稲荷大社、清水寺、春日大社、東本願寺、大覚寺など、国宝や重要文化財に指定された建造物の多くを手がける業界最大手。

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 一見きれいに見える日本の文化財ですが、かなり傷んだまま放置されているものもあると言います。

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 「これが漆の層。これは完全に生地まで落ちている」

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 「(漆は)建物を保護するために塗っているわけで、ここまでくるとこの建物を保護できていない」
 「本来はもっと早い段階で上を研いで漆を足して、この状態まで進まないうちに止めるべきものなんですけど…」

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 この表は日本とイギリスの文化財保存修理にかける予算を、アトキンソンさんが比較したもの。

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