朝日OB若宮啓文vs櫻井よしこ 朝日慰安婦誤報問題「プライムニュース」より

2015.02.07 Saturday 04:42
くっくり



若宮啓文
「えーっとですね、慰安婦問題は、朝日が火を着けたわけではなくて、主として千田(夏光)さんという方が、綿密な、まあ取材をしてね、それをまとめて本にしたあたりから始まってくるんだけども、慰安婦の、元慰安婦の証言というのを初めて、名乗り出た人を紹介したのが、まあ朝日新聞だった(1991年8月11日の植村隆による金学順の記事)。それは匿名なんですけどね。しかし、それはすぐに自分で記者会見して、実名も明かして、名乗り出てるわけだから、別に朝日新聞が報道したから、そうなったわけでも何でもないんですよ」

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反町理
「たぶんそこだと思うんですよ。要するにその、朝日新聞という、まあ日本のクオリティペーパーがね、どれほどの力を持っているのか、どれほどの影響力を持っているのか。それが、いわば吉田証言という、吉田清治さんの話をですね、いわば比較的、無批判に受け入れて報道したことが、どれほど国益に対し、国益を毀損したかという、ここの部分がたぶん、おそらく全てだと思うんですよね。大したことなかったというお話もありますし、多大な影響、国益に対する毀損を果たしたんじゃないかという、両論があると思うんですけれども」

若宮啓文
「あのね、それは私はね、こういう今、反省してる立場だからね、これは大したことなかったと、いうような開き直りをね、するのは良くないと思うけれど、客観的に見てね、私は、たとえば河野談話を作った時、が、やっぱり大きなエポックですよ。その前に、もちろん朝日新聞を中心として、報道した。しかしその事実はね、吉田清治の問題を別にすれば、だいたい大筋、当たってるんですよ、みんな」

櫻井よしこ
「ん?」

若宮啓文
「いや、当たってますよ。たとえば92年にね、政府がこういう資料を持っていることを発見したというのを報道した(1992年1月11日「慰安所、軍関与示す資料」報道。後で櫻井さんが言及)。それを朝日新聞が報道したことが、けしからんと言われるんだけど、その内容はほとんど当たってますよ。ですから、朝日新聞が、国益国益っておっしゃるんだけれども、ジャーナリズムはね、もちろん広い意味の、国民の利益に、幸せになるべきものですけれども、これはしかし、相手の国もあり、国際社会の中で生きていく、うえで、どういうね、えー、日本の国民がどう見られるか、どういうふうに世界の中で、遇されるかっていうとこも、踏まえての国益なんだからね」

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