ISILを利する日本人を憂うpart.2…Tweetまとめ15.01.16〜15.01.31
2015.02.02 Monday 01:46
くっくり
「ニュースキャスター」では昨年夏の、ラッカの街や住民の様子の映像を流しました。
外国メディアに対する統制がまだ緩かった頃の映像とのことですが、ISILがいかに住民を監視、洗脳、虐待しているかが十分読み取れました。
拘置所には、お酒を持っていたなどの理由で収監されている人たち。
裁判所の判事書記は、判決基準は国際規定に基づいているかと聞かれ、「基づいていない。我々は神に従う」。
ISILが開いた集会には大人だけでなく子供たちも参加し、ISILの主義主張どおりのことを話していました。
ISILの支配地域から逃れてきた人たちのインタビューも流しました。
彼らにISILは住民の支持を得ているのか聞くと、「いいえ、みんな強制的に言わされている」。
ラッカの人々の憩いの場だった公園は、処刑の場となり、元々「天国の広場」と呼ばれていたが、今は「地獄の広場」と呼ばれている。
朝起きると広場に遺体が転がっていることは頻繁にある。
ある女性の親族は、ISILの悪口を言っただけで首を切り落とされました。
すでに日本でも報道されている、「アジアカップをテレビで見ていただけの若者13人を銃殺」ももちろん伝えていました。
これらは1月27日の「報ステ」では一切伝えられなかったことです。
ISILの残虐な部分を視聴者に見せずに、「柔軟に見ろ」とか「視野を変えろ」とか「ISILの欧米への怒りを理解しろ」とか、卑怯ですよ。
ISILがやってる洗脳とほとんど変わらないのでは?と言いたくなる。
現在2月2日(月)未明ですが、今夜の「報ステ」はどのように報道するのでしょうか。
同胞を2人も無残に殺害されて、それでもISILを庇うのでしょうか。
もうひとつ、これは「報ステ」に限らず、メディア全般、政治家全般、一般国民全般にも言えることですが、今回の事件を通して強く感じることがあります。
それは、反安倍あるいは反米のあまりバランス感覚を失い、結果的に「親ISIL」になっている人々がたくさんいることです(確信犯でISILを利用している人ももちろんいるでしょうが)。
私も反面教師にしなければならないと思います。
★追記(2月2日の「報ステ」)
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