「アンカー」ISIL人質事件&中韓への反撃開始!武士道精神の根幹を語ったインド講演

2015.01.29 Thursday 03:35
くっくり



青山繁晴
「これあの、日本のメディアでなぜかあまり、まだ言われてないんですけども、『イスラム国』の、世界各国の若者、若者っていうかほんとは中年層まで含めてですね、その、そういう人たちを勧誘してる手口がかつてのオウム真理教によく似てるんですよ。それはね、たとえば、アメリカの実際の若者で、IT技術を持ってるのに失業してて、そして恋人もいないと。そういう若者が、その、フェイスブックとか、ツイッターでその不満をぶちまけてるから、『イスラム国』はもうネットを使ってますから、ビッグデータとしてそれを、把握してですね、この、こいつは、要するに、こういう不満を持ってると。で、そこにSNSで、えー、要するに直接、えー、ソーシャルネットワークサービス、あの、視聴者の中には、そういうのあんまり馴染んでない方もいらっしゃると思いますが、もう、要するに、あの、ソーシャル、社交術みたいに直接話ができるっていう、その、ネットの使い方なんですけど、それをやって勧誘して、その若者が、あの、これも、全部は確認されたわけじゃないけど、年収にすると1億円以上の収入を今、得ていて、失業してた人が。そして奥さん4人いると。イスラム教に基づいて。ね。で、そういうのがあってですね、これってオウム真理教がかつて高学歴の人をどんどん勧誘して、テロ組織を膨らませていったのとよく似ててですね」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「で、あの頃は、今のようにネットは発達してないけれども、たとえば、高学歴のお医者様がどうしてオウム真理教に行くのかっていうね、疑問が残ったまま、裁判はもう事実上終わってるのに、疑問は残ったままになってるんですが、あのお医者様って個別に見ていくとですね、高学歴でお医者やってるように見えて、自分の行きたい病院に行けなかったとか、ね、東大や慶応医学部の派閥に阻まれてなかなか行けなかったとか、あるいは教授に嫌われて行けなかったとか、その不満を持ってる人をきれいに突いていったんですよ」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「で、今までは『イスラム国』は英語でそれやってましたから、日本の若者にはあまり、その、影響力なかったんですけどね。ごく一部にしかなかったけども、この事件をきっかけに、『イスラム国』は間違いなく日本に、注目し直して、日本語で、SNSを使ってくることが、十二分にあり得ますから」

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