「アンカー」イスラム国人質殺害警告の背景と求められる国民の意思&今年最大の政局『5.17大阪』
2015.01.22 Thursday 01:18
くっくり
村西利恵
「今月17日に安倍総理がエジプト・カイロで行った演説の内容です。『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します』」
青山繁晴
「はい。これ、あの、支持とか不支持じゃなくて客観的に見ていただくとですね、イスラム国を壊滅させるためにお金出すとは言ってないんですよ。そうじゃなくて、イスラム国がもたらしてしまう脅威と、影響、ね。それがたとえば、子供とか、女性とか、高齢者とか、そういう人に及ぼす影響、脅威を少しでも食い止めたいと。で、具体的に言うと、今、イラク、シリアに難民キャンプ、あるいは避難民の集まってる所があるんですが、これたとえばその、イラク戦争当時で言うと、僕はヨルダンから、イラクに入っていきましたが、ヨルダンとイラクの国境の所に、もう広大な難民のキャンプがありました。ま、その時も酷い状況でしたよ? キャンプに入っていくと、要するにキャンプってあの、僕たちがキャンプするみたいに、ちゃんとその、水回りもその、たとえば赤ちゃんの身体濡らしたりしないようにするんじゃなくて、もう泥水だらけで。でも最低限の水と食料は、何とかあったんですよ。だから、その、お母様からお乳も出て、赤ちゃんがかろうじて飲めるっていうキャンプだったんですが、今現在はですね、この難民の人々のキャンプって言ってるけど、それは国連で言うキャンプの名前に値しない、水も食料も何もない、赤ちゃんはもうどんどん死んでいく。そしてある日突然、武装勢力が現れたら何も対抗できなくて、どんどん殺され誘拐もされる。若い女性は、要するに、男性に分け与えられるということまで行われてて、それはどうしてかというと、アメリカと国連が事実上何もしないからですよ。で、オバマ大統領について賛否両論あるでしょうが、アメリカは戦争ばっかりしてる困った国ですけれども、今回のように突然手を引いてですね、空から爆弾落とすだけで、この、キャンプの周辺の所に軍事力全然展開してないから、もう、そして、国連も、今の潘基文事務総長が、要するに保身に走っていて、アメリカ軍が動かないような所に本当は手を出さなくて、安全な所から、喋ってるだけなんですよ。だからこの、難民の人々が、もう空前の状況になってるから、じゃあ日本にできることは、とにかくその費用は出すので、その、イラク、シリア、いちおう政府あるわけですから。この、シリアのアサド政権、困ったもんですけども、でもたとえば、イラク政府は、何とかあるわけですからね」
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