「アンカー」イスラム国人質殺害警告の背景と求められる国民の意思&今年最大の政局『5.17大阪』
2015.01.22 Thursday 01:18
くっくり
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村西利恵
「事件の背景1つめ。身代金を払う、という日本のイメージがある」
青山繁晴
「はい。これは先ほどの(ストレートニュースでの)VTRでもありましたが、こういう具体的な事件が発端ですね。はい、出していただけますか」
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村西利恵
「1977年に起きたダッカ日航機ハイジャック事件。日本赤軍が身代金600万ドル、これ当時のレートで16億円ほどです。そして仲間の釈放を要求し、福田赳夫、当時の総理が、一人の命は地球より重いと、要求に応じたと、いう事件です」
青山繁晴
「ダッカの事件、からもう40年近く、経ってるわけですけど、その40年の間に、世界で言われてきたのに日本国民があまり知らないことはですね、要するに77年に、福田さんが、一人の命は地球より重いからと言って、犯人、テロリスト側の要求に全部応えたと。お金も、当時のレートで言うと16億円、キャッシュで払い、えー、そして、えー、民主主義に基づいた裁判で、獄中にいた人たちを、全部釈放したと。中には、俺は日本赤軍に行くのは嫌だと言って断った人いたんですが、それ以外は全部釈放したと、いうことが、世界のテロの時代を作ったんだと。つまり、日本の問題じゃなくて、世界中でテロリストが跳梁跋扈する。で、テロって言うと爆発とか殺害ばっかりが僕らのイメージにあるけど、現実はですね、ビジネスであって、そのビジネスの中心は、身代金なんですよ。で、ですから16億円払ったということが、実はその発端になったってことがずーっと世界中で言われてきてる。僕なりに、ま、今まで世界を歩いてきましたが、ずっと言われるのがこのダッカ事件なんですよね(一同同意)。で、したがって、その根幹に当然、日本は身代金を払うと、イメージがあって、とにかく日本人を捕まえたら、上手いタイミングで利用すれば、ドッとお金が出てくると、いうのが、もう、これイスラム国だけじゃなくて、たとえば僕はイラク戦争へ行った時に、やむをえずテロリストの、連中とも接触しました。ね。で、まあ僕はあの、さっき(ストレートニュースの部分で)言った通り、ガイドと慎重にすり合わせはしましたけれども、接触した時にやっぱり、この、日本はカネ払うからなっていうことをですね、何度も何度も言われて、で、何度も何度も払いませんってことを主張したけど、いや、払ってるじゃないかと」
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