日豪分断が目的の慰安婦像建立を「地域融和」を訴えて阻止
2015.01.13 Tuesday 01:14
くっくり
逆に言えば、日豪に楔を打ち込みたい中韓にとっては、まだまだ付け入る隙があるということですよね。
それはそれとして、豪州で中韓の反日工作に立ち向かっている山岡さんたちの考えはこうです。
【相手は常に日本を残虐非道と非難してくるから、「捏造だ!」と反論したくなるが、そもそも話し合ってわかり合える相手ではない。
反論しても泥仕合となり、相手は事実の検証など無視して、「無反省の歴史修正主義」などと声を荒らげるだろう。
いわゆる慰安婦問題に関する歴史戦に深入りして、被告席から反論するような不利な状況をつくってはならない。
もちろん歴史戦を戦う準備と覚悟は常にできていなければならないから継続的な勉強は必須ではあるが、基本は別次元で優位の議論を展開すべきだ。これが(引用者注:JCNの戦略の基盤となる)防衛二元論の骨子である。
具体的に言えば、我々は当初、オーストラリアの国是である「多文化主義の尊重」を掲げて論陣を張った。
慰安婦問題をことさらにクローズアップし、特定の国家を非難するような活動は、オーストラリアの国是である「多文化主義の尊重」に反する、と批判したのだ。
これは、我々が希求する嘘偽りのない主張である。他の民族とも連携できる永遠のテーマだ。】
つまり、相手の土俵に乗るなということですね。
現在アメリカで戦っている日本人・日系人の方々も、おそらくこれと似たようなお考えなのではないでしょうか。
山岡さんは、こういう見解も示しています。
【これからの戦略として、中韓の仕掛けるこうした工作を、オーストラリアや米国で広く周知させ、米豪の国益に反すると認識させる活動を慰安婦像対策の中心的戦略とすべきである。
すなわち慰安婦像の建立問題は、韓国や中国共産党の国際的謀略活動にどう対処すべきか、という日米豪共通の問題である。
日米豪3カ国が共闘することを視野に入れたパラダイムを作ることが最も合理的な対応である。】
日本にいる私たちは、つい「中韓の主張は歴史的事実に反していると、正々堂々と反論すべきではないか」と考えてしまいがちですが、現時点で欧米や豪州のコミュニティレベルでそれを言っても逆効果になってしまうでしょう。
[7] << [9] >>
comments (6)
trackbacks (0)
<< 植村隆元朝日記者が文春と西岡力氏を提訴!茶番の外国特派員協会記者会見と提訴報告集会
「アンカー」安倍総理生出演!大阪都構想、憲法改正、選挙制度、拉致事件、経済再生… >>
[0] [top]