植村隆元朝日記者が文春と西岡力氏を提訴!茶番の外国特派員協会記者会見と提訴報告集会
2015.01.10 Saturday 03:18
くっくり
その阿比留さんは、植村氏の「テープ問題」も指摘しています。
「テープ問題」を簡単に説明すると…
植村氏は、1991年8月11日朝日新聞朝刊の記事で、韓国の挺対協が録音した匿名の韓国人元慰安婦の証言テープをもとに、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」と書きました。
記事では匿名だった金学順氏は、3日後の8月14日に実名を公表しました。
ポイントは、植村氏は8月11日の記事はテープを聴いて書いただけで、金氏には直接取材していないことです。
金氏のことを「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」たと書いた植村氏ですが、金氏本人はこの年の12月に起こした賠償訴訟の訴状で「養父に連れられて中国へ渡った」と記載しており、別の証言集でも「女子挺身隊の名で連行された」とは語っていません(詳細は産経2014.10.28を)。
産経の阿比留さんは、昨日(9日)午後1時から開かれた司法記者クラブの会見で、「テープで『挺身隊』と聞いたのか」と問いましたが、植村氏は「定かでない」との答えただけでした(産経2015.1.9 18:51)。
この問題については、阿比留さんだけでなく、もちろん西岡力さん、秦郁彦さんらも指摘してきました。
秦郁彦さんは、「朝日OBのなかにはテープ録音なるものが実在したのか、疑う人もいます」とまで述べています(産経1月3日紙面掲載の西岡さんとの対談記事)。
植村氏の記事と金学順氏の証言との矛盾は未だに解消されておらず、植村氏がテープになかった「女子挺身隊」という言葉を恣意的に付け加えた疑惑も残ったままです。
つまり、植村氏は、あっちこっちで会見したりインタビュー受けたり手記を出したりしていながら、肝心なことは何も話していないのです。
西岡力さんらにはお気の毒ですが、この件も含め、裁判の場で植村氏の欺瞞が白日の下に晒されることを期待します。
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