皇室の新年行事とお正月料理 「皇室日記」より

2014.12.27 Saturday 01:24
くっくり


 これは、我々の家庭のおせち料理とは全く違うものです。

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 昭和天皇の元料理番、谷部(やべ)金次郎さんに再現してもらいました。

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 御祝先付は、本膳に二の膳がつきます。

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 膳の内容は毎年同じだそうです。

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 浅々大根。
 大根を塩漬けにしたものです。
 盛り付ける時に長さがちゃんと決められています。
 三寸三分(10.7〜8cm)に切り揃えて、2切つけます。

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 付焼の小串鰤(ぶり)。
 鰤は出世魚で縁起魚。
 調理法は普通の照焼と同じ。
 みりん醤油に漬け込んで、焼いたあとに照りを塗ります。

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 紙にくるまれているのは、お餅。

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 菱葩(ひしはなびら)といいます。

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 中に小豆で染めた、薄くのばした餅を菱形に切って、京味噌を砂糖でよく練ったものと、甘く煮たゴボウを一緒に2つ折りにしています。
 夫婦和合という意味が込められているそうです。

 三が日の夜に召し上がるのが、御祝御膳です。

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