2006.10.09 Monday 16:42
くっくり
北朝鮮は2003年1月、核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言しているが、NPT加盟国が脱退を経て核実験を行い「核保有国」となったのは北朝鮮が初めて。核管理の国際的な枠組みを再構築する必要性が改めて浮き彫りになった。
核保有国は米英仏露中の国連安保理常任理事国の5カ国とインド、パキスタンの2カ国の計7カ国。イスラエルは公式には認めていないが、すでに核を保有しているとみられている。南アフリカは1990年までにすべてを解体した。
■北朝鮮の核兵器 北朝鮮は旧ソ連の支援で1950年代後半から核開発に乗りだし、80年代から独自開発した実験用黒鉛減速炉を稼働させるなど本格化。北朝鮮が保有する核兵器の個数や種類は不明だが、米政府などの情報によると、長崎に投下されたのと同じプルトニウム型の原爆数個を保有しているとみられる。北朝鮮は2003年10月に使用済み核燃料棒約8000本の再処理を完了と表明、05年5月にも新たな使用済み核燃料棒の取り出しを終了したとしており、米シンクタンクは核兵器4―13個分のプルトニウムを保有と推測している。
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≪朝鮮中央通信報道の全文≫
全国すべての人民が社会主義強盛大国建設で一大飛躍を創造していく活気あふれる時期に、われわれの科学研究部門は十月九日、地下核実験を安全に順調に行った。
科学的計画と綿密な計算により進められた今回の実験では、放射能流出のような危険が全くなかったということが確認された。
核実験は百パーセント、われわれの知恵と技術に依拠し進められたもので、強力な自衛的国防力を熱望してきたわが軍隊と人民に大きな刺激と喜びを抱かせる歴史的出来事だ。
核実験は朝鮮半島と周辺地域の平和と安定を守るのに寄与するであろう。(共同)
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北朝鮮核問題をめぐる主な動きは次の通り。
1994年10月21日 米朝枠組み合意に調印。北朝鮮の主要核施設凍結
2002・10・16 北朝鮮がウラン濃縮型核開発計画を認めたと米発表
12・12 北朝鮮が凍結した核施設の再稼働宣言
03・1・10 北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)脱退宣言
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