自公3分の2獲得! アンカー総選挙SPまとめ 青山繁晴×森田実×宮崎哲弥
2014.12.15 Monday 02:27
くっくり
そういうことまで徹底的にやってた。
もし安倍さんが再増税延期するとなったら、いざとなったら、法改正案自体が国会に上程できないようにすることも含めて、僕の知る限り、財務省は今の次官だけじゃなくて、元次官でミスター財務省といわれた勝栄二郎という大物まで戦陣の中にいたという状況だった。
この総選挙で勝ったことにより、法改正は間違いなく行われる。
これとも関連する、予算は。
どうしてかというと、2015年の秋に10%になる予定だったのが、そうでない予算を組んで、そして師走解散でメディアが取り上げ方のひとつは、予算が年度内に成立できないんじゃないかと。
はっきり言うとそんなことはないが、これ(予算の年度内成立)を確実にやらなきゃいけないし、実はできることでもある。
ところが、さっき申した300議席超えが本当の焦点ではない。
このフリップ、あくまで自民党単独でまず見ていただきたいが、
image[141214-04seiryoku.JPG]
安倍総理が勝敗ラインと言った238、それをはるかに超えて、絶対安定多数、これは衆議院の全ての委員会で委員長を独占し、委員も過半数取るのが266、ところがそれよりも50高いところに3分の2という分岐点。
普通は物事決める時は全部過半数だが、ある一点だけ3分の2、317議席を超えないと物事決められないことがある。
安倍さんはそれを念頭に置いてる。
それはこれ。
image[141214-05kenpourati.JPG]
拉致問題は本当は317と直接関わらない。
これはあとで話す。
が、この憲法改正は、96条の定めによって、憲法変えたいという国会議員が総議員の3分の2超えないと、国民に問いかけることもできない。
第1次安倍政権時代にすでに国民投票法を成立させたが、国民投票に持ち込む前に3分の2を改憲派が握らなきゃいけない。
今回の総選挙の結果はあくまで自公で語られてる。
ところが自公は蜜月、公明の選挙協力に救われた小選挙区の自民党議員がたくさんいたが、本当は根深いところにこういう違い、問題がある。
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