2014.12.06 Saturday 04:06
くっくり
部数への影響については一連の問題が起きる前の7月が七百二十数万部、問題が起きた後の10月は702万部だから、(部数減としては)20万強の影響。ただ、この問題だけの影響ではない。詳細な分析は難しいと思っている」
−−吉田調書について、第三者委員会が詳細な報告書を出されて熟読したが、これを書いた少人数の記者と、チェックした少人数の上司が、何らかの意図があった可能性には全く触れられていない。しかし、普通に吉田調書を読むと、どう考えてもあんな記事にはならないので、やはりなんらかの偏りなり、意図なりがあったとしか思えないが、それはどう思われるか。今回改革をするということだが、そこをえぐらない限り、また同じことが起こるのではないかという危惧、懸念がある。
高田覚社長室長「本社としては、記者が意図的に捏造(ねつぞう)した事実はなかったと考えている。意図して話をつくったわけではないと判断した理由は、吉田所長が伝言ゲームについて述べた部分なども、朝日新聞デジタルには掲載されていた。加えて、原稿がつくられていく過程の変遷などを、詳細に検証した結果、意図的に捏造したものではないと判断した」
−−慰安婦報道で最初の発端となる記事は大阪社会部。当時、新社長はその記事に何らかの形でかかわっていたのか
渡辺社長「かかわっておりません」
−−誤報しないための対策は
渡辺社長「誤報というのは本人がどれほど気をつけても、人のやることなので起きる可能性がある。本人の思い込みがあって、記事の中身に誤りがあったとしても、それを防ぐシステムをメディアは持っている。今回はどこに問題があったのか、見直す作業をしている。間違いが起きることを前提に、もし間違えたときには訂正するだけでなく、なぜ間違えたか、読者に分かりやすい形で示す」
《会見は1時間あまりで終了。渡辺社長は最後に一礼し、会見場を後にした》
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