“御名御璽”の前のフライング万歳は一概に責められない&私が安倍長期政権を望む理由

2014.11.22 Saturday 02:09
くっくり



【今回の衆院選をめぐっては、解散表明以前からやたらと大仰な「大義」という言葉が目につく。引用すると「解散に大義はあるのか」(12日付朝日新聞社説)、「民意を問う大義たり得るか」(同日付毎日新聞社説)、「『大義』示せる選挙に」(19日付日経新聞1面署名記事)など枚挙にいとまがない。
 今回の解散・総選挙のように大義が取沙汰された選挙は記憶になく、困惑を禁じ得ないでいる。そこで手元の辞書を引くと、大義の意味はこうである。
 「人がふみ行うべき最高の道義。特に、国家・君主に対してつくすべき道」
 そもそも現憲法下で、解散を断行せず任期満了で衆院選を行ったのは昭和51年の三木武夫首相だけなのである。それ以外の数多の衆院選で、果たして「最高の道義」や「国家・君主に対してつくすべき道」が実践されたというのだろうか。
 いま、首相の専権事項である解散権を行使しようとする安倍首相に「大義がない」と詰め寄るメディアは、これまでの解散にはどんな姿勢で臨み、どんな批判を浴びせてきたのか。
 百鬼夜行の政界で、どんな大義が実現していると信じてきたのか問いたい。】

 同じようなことを元共産党の筆坂秀世さんも言っていました(これも前に紹介済み)。

 「選挙なんか党利党略でやるに決まってる。批判してる野党も『うちはまだ準備ができてない』って党利党略で言ってるんだから、そんなこと(大義のあるなし)を批判しても意味ない」

 安倍さんの支持者の中にも、「大義がない」と感じている方は少なくないようです。
 その気持ちは分からないでもないですが、すでに賽は投げられたので、その先を考えてみます。

image[141121-03abe.jpg]

 第一の争点は安倍政権の経済政策である「アベノミクス」になりそうですが、野党やメディアは当然、集団的自衛権、特定秘密保護法、原発再稼働なども争点化してくるでしょう。

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