“御名御璽”の前のフライング万歳は一概に責められない&私が安倍長期政権を望む理由

2014.11.22 Saturday 02:09
くっくり



【誰が解散したのか、ということは報道で触れられず、衆議院議長も「憲法第七条により衆議院を解散する」としか詔書を朗読しませんので、議場においても解散主体は明確に指摘されません。】
 
 つまり、ここ何十年かは「御名御璽」は朗読しないのが普通で、朗読した伊吹議長はむしろ異例の対応を取ったと言えます。

 ですから、フライングしてしまった議員を一概に責めることはできないというのが、私の結論です。

 西村眞悟さんの文章の続き、「御名御璽」の意義について。

【それ故、此処でこの一点を明確にしておきたいと思います。
 衆議院を解散するのは「天皇」です(憲法第七条)。
 従って、内閣総理大臣が官房長官をして衆議院議長に届けさせ、議場で衆議院議長が朗読した詔書には、「憲法第七条により衆議院を解散する。」と書かれた後に御名御璽があるのです。
 此処に我が国の立憲君主国としての国体、国の形があります。
 衆議院議長が議場で朗読するのは、天皇の御名御璽のある「詔書」ですから、議長と全議員は起立して詔書を受けます。】

 今回の伊吹議長の対応が先例となり、今後の議長も、解散の際は必ず「御名御璽」までちゃんと朗読してくれるようお願いしたいです。

image[141121-02banzai.jpg]

 やや余談ですが、反天皇の共産党は「万歳」をしませんでした。これは以前からです。
 が、今回は民主党や維新の党も「万歳」をしませんでした。このタイミングでの解散を批判する意味が込められていたようです。

 (ちなみに、民主党の海江田代表はフライング万歳について「自民党は浮き足立っている」と批判していましたが、今回もし「万歳なし」と取り決めていなければ、民主党の議員もフライングしていたのは間違いありません)

 このことからも分かるように、今回の解散を野党、それにマスコミは「大義がない」と盛んに言っています。

 「大義はある」という側の意見を最近紹介しましたが(宮崎哲弥さん青山繁晴さん)、20日の産経新聞に、そもそも「大義がない」という批判はどうなのか?という阿比留記者の記事が載っていました。

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