朝日の沖縄戦教材配布に曾野綾子さんが物申す

2014.11.15 Saturday 00:53
くっくり


 赤松・梅澤両氏の実名は挙げられていませんが、特定するに十分な記述があったのです。

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[画像は朝日新聞2012年6月7日より]

 ところが、曾野綾子さんの現地取材により、軍による集団自決強要の事実がなかったことを裏付ける証言が出てきました。

 曾野さんは特別な調査ではなく、ただ足で歩いて一つ一つ疑念を調べ上げました。本土では赤松氏にも会いましたし、渡嘉敷の島民たちにも多数会いました。

 そして、沖縄タイムスの記者も、大江健三郎氏も、一度も現地に取材に行ったことがない事実が判明しました。

 曾野さんが取材した当時、渡嘉敷島で集団自決を知る村の関係者は存命で、赤松氏も隊員も存命でしたが、その誰からも「命令」の事実は出てきませんでした。

 曾野さんが今回のコラムで言及されている【生贄の島―沖縄女生徒の記録】image[]は古本で入手可能です。

 もう1冊、1973年に出版された【ある神話の背景―沖縄・渡嘉敷島の集団自決】は、2006年に【沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実―日本軍の住民自決命令はなかった!】image[]と改題・改訂されワックより出版されています。

 集団自決に「命令」があったという嘘はなぜ生まれたのでしょうか。
 また、遺族や関係者はなぜ長い間、真実を胸の奥にしまい込んできたのでしょうか。

 その理由は「遺族年金」にありました。

 「戦傷病者戦没者遺族等援護法」は、軍人や軍属を対象にしており、一般住民は適用外となっているため、「勝手に」死んだ住民の遺族には補償が下りません。

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