日本側当事者の証言から見る慰安婦問題 「正論」12月号より

2014.11.08 Saturday 03:08
くっくり



 西岡さんは、よくぞ貴重な証言を残してくださったと中村粲さんと証言者に感謝するとともに、こう述べています。

 「なぜ、民間人が私財をなげうってこの作業をしなければならなかったのか、日本の名誉を守る公務員はいなかったのかと強く感じた」

 その通りですよね。
 韓国や中国では歴史問題に対し、政府が予算と人員を導入して大々的にやっているのに、日本は全く足りません!

 有名な元朝鮮人慰安婦の文玉珠氏は、2年半の間に2万6145円を貯金し、故郷の大邸に住む母に5000円を送金していますが、吉見義明氏ら「性奴隷」派はこの貯金や送金を例外的なものとして扱っています。

 が、元軍人らの証言で、文氏と同じように多額の送金ができた朝鮮人慰安婦が多数いたことが分かります。

 西岡さんは、「政府は戦中に戦地から朝鮮に送金された送金記録、また元慰安婦らの貯金記録を全面的に調査すべきだ」と主張しています。

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[画像=文玉珠と彼女の郵便貯金簿(出典:熊本貯金事務センター)]


 ところで、勝又正彦さんの証言の中にロシア人慰安婦の話が出てきましたが(他の複数の方の証言にもロシア人慰安婦が登場しています)、日本政府に対して訴訟を起こしたりという話は聞かないですよね。

 気になったので「ロシア人慰安婦」で検索してみたら、一番上に出てきたのが、Wikipedia>韓国軍慰安婦>フィリピン人・ロシア人等外国人慰安婦と強制売春です。

1980年代までは韓国人女性達は、韓国政府やアメリカ人により在韓米軍相手の売春を強制されていた[29]。韓国人女性達への強制が終わると、ロシア人女性やフィリピン人女性達が代わりとなった[7][53]。ほか慰安婦の出身地は、ボリビア、ペルー、モンゴル、中国、バングラデシュ、キリギスタン、ウズベキスタンなどがある[53]。


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