日本側当事者の証言から見る慰安婦問題 「正論」12月号より
2014.11.08 Saturday 03:08
くっくり
日本人と朝鮮人の売春婦の原簿があって、それを私の部下が病院に持って行き、名前を呼んで検査するんです。
(中村粲氏「一人一人確認する訳ですね」)
そうです。警察に酌婦の許可申請を持ってくるんです。
それがなければ営業は出来ない。
殆ど朝鮮の人だったが、戸籍謄本と医者の健康診断書、それと親の承諾書、本人の写真、そして許可申請を一括して私の所へ持って来る訳です。
ですから、強制連行とか、さらって来たなんて云うものではない。
何でさらわれて来た者に親の承諾書や戸籍謄本がついてくるのか。
私が保安主任だから、私がそれを見て、またその上に本人を呼んで顔写真と見比べて、「あんたは強制されてきたんではないか、さらわれたんじゃないか」と聞いて確認する。
意に反して酌婦にされたんじゃないかどうかを確認する。
本人がそうではないと云うと、私が「許可して然るべし」と書いて判子を押し、それを署長に出すと一週間位で許可になる。
そこで電話で許可になったことを伝えると業者が許可証を取りに来るという訳である。
(中略)新聞などでは随分悲惨だったように云われてるが、朗らかなもんだったよ。
歌は歌うし、愉快にやっていた。
私も若かったので正義感もあった。
そこで「なんでこういう商売をするようになったんだ」って聞いたら、「それはこれ(カネ)だ」って云ってた。
彼女達の中の一番の売れっ子をオショクと云ったが、彼女など月の稼ぎが三百円(今の九〇万円位)と云っていた。
帝大を出た男の給料が七〇円の時代にだよ。
そんなに稼いでいたのである朝鮮人の女は「故郷へは送金したし、家も建ったし、畠も買った。あとは貯金を持って故郷へ帰ろうと思う」と云っていた。
美味しい物を食べて、いい着物を着て幸福でしたよ。
(中略)(中村粲氏「オショクが月に三百円稼いでいたというお話だが、分け前は幾らなのか」)
四分六。四分が自分、六分がオヤジ。
「そんなに稼いだのであれば、なぜ早く帰らんのだ」と聞いた所、「借金が増えた」という女の話だった。
ほら借金がなくなると女が帰っちゃうでしょ。
だから女を引き止めておくために「これも買え」「あれも買え」と着物なんかを売りつける。
そういうことがないように警察や憲兵が慰安所に調べに行く訳だ。
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