「アンカー」消費増税見送りで解散総選挙へ!?(付:中国船サンゴ密漁問題)
2014.11.06 Thursday 02:07
くっくり
中島めぐみ
「日本商工会議所の三村会頭は、『日本の将来と社会保障の安定的な執行を考えると、10%の消費税は必要だ』と話しています。また、連合の古賀会長は、『社会保障と税の一体改革は、(中略)待ったなしの状況であり、法律に沿って粛々と消費税を引き上げるべきだ』と発言し、2人とも消費税増税について、賛成の立場をとったんですね」
青山繁晴
「ええ。これ昨日会合終わったあとにお2人とも、まあテレビカメラの前に顔をさらして、こういう発言なさいましたよね。これあの、普通に見てる視聴者、国民、やっぱりびっくりした人多いと思うんですよ。まずこの古賀さんって、労働者の集まり、連合のトップですよ? その、いま普通に働いてる労働者で、いや消費税、もう一回上げてくれって願ってる人って、どれだけいます?」
中島めぐみ
「いやあ、賃金が上がってないのにって思っちゃいますよね」
青山繁晴
「上がってないですからね。まあもちろんね、あの、労働者の中にもいらっしゃいますよ? あの、社会保障がおかしくなったら困るから、ここは、つらくても上げるべきだって人もいることはいるけど、ただ、どう見てもですね、その、労働者の多数派は、今は少なくとも上げるタイミングじゃないと、やがてはしょうがないかもしれないけれども今は違うでしょって人が多いのに、何でこの、上げるべきだって話しかしないのか。それから、三村さんの方はですね、日本商工会議所会頭って、この、何の仕事かというと、要は中小企業の代表なんですよ。中小企業の方の中にも、その、やっぱり将来考えたり社会保障考えたら上げるべきだって方も、現にいらっしゃいますよ? 僕の知り合いでもいますが、でも、僕、元経済部記者でもありましたから、中小企業の方たくさん知ってますけど、まあはっきり言うと、10人に9人まで、今はタイミングじゃないと。今、上げられると、だいたい原発止まってて電気代すごく高くなってるし、困ることばっかりで、そして、あの、賃金は上げなきゃいけないし、これから。どうしたらいいんだって人の方が多い。何を言ってるかというと、労働者の代表も、中小企業の代表も、いや、増税必要なんだと」
中島めぐみ
「うん、賛成の意見」
青山繁晴
「これ、ええっ?というふうに思う人が、多いでしょ(一同同意)。そして、こういう人が第1回に出てきたんですよ。総論だからっていうことで。これ、まあ、あえて言いますが、うがった見方と、僕も自分で思いますけど、これこういうふうにですね、再増税、予定通りやるべきだっていうのは、まともな議論のように見えて、普通に考えたら、首を傾げる、えっ労働者の立場から、中小企業の立場から、そういうこと簡単に言っていいのと。まるで、それを見せるような第1回の会合なんですよ。安倍さんのしたたかな人事のやり方見てもですね、えー、実はその、安倍さんの考えっていうのは、こういう人の話を、大事にしてるんじゃなくて、自分独自の考え方、もうはっきり言ってしまうと、再増税は今のタイミングではやるべきじゃないっていう、考え方を、むしろ次第次第に準備してると、いうように見るべきだと思います。その上でですね、実はこういう有識者のご意見とか、ま、内閣の外のご意見とかですね、そういうことよりも、あるいは自民党幹事長の意見よりも、もっと大きな壁があるんですよ。もしも再増税を延期する、ならば、本物の壁とは何かというと、それが、これなんです」
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