「アンカー」消費増税見送りで解散総選挙へ!?(付:中国船サンゴ密漁問題)
2014.11.06 Thursday 02:07
くっくり
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中島めぐみ
「防波堤。これはどういうことでしょうか」
青山繁晴
「これはですね、これあの、あえてそのまま申しますが、安倍総理ご自身が、僕は直接聞いた言葉の中にですね、えー、財務省っていうのはやっぱりすごいんだよと。財務官僚ってのはもうあっちにもこっちにも手を回してて、その力は本当に強いよねと、ごく最近に言われたことがあるんですね。で、これどういう意味かというと、あの、日本は法治国家で、その、中国共産党みたいにどっかから勝手に予算を持ってきたり、ね、北朝鮮も含めて、独裁国家みたいなことできませんから、必ずその、何か、えー、国の仕事、あるいは地方も含めて、仕事しようと思ったら、財務省から予算いただかないと、もうどうにもなんないわけですよ」
中島めぐみ
「そうですね」
青山繁晴
「で、その力に対して、実は、防波堤に使ってるだけ。つまり谷垣さんは自民党の事実上のトップとしてですよ、あの、再増税すべきだすべきだすべきだと、言って、財務省は言ってくれてる言ってくれてる言ってくれてると、なるんですけど、でも自民党の幹事長ですから、決定的な影響力を持つわけじゃない。もしも、谷垣さんの持論を通させてあげたいと安倍さんが思うんだったら、これは自民党に出すんじゃなくて、閣内に置いておくんです。なぜかというと、日本は、閣議で決めるんですが、閣議っていうのは、必ず全員一致なんですよ」
岡安譲
「はい」
青山繁晴
「谷垣さんが、どこの大臣であっても、1人反対したらですね、もうそれで決められなくなるんですよ。だから、閣内に置かなかったっていうのは本当は、この、口で防波堤になって下さい、財務省の言い分をそこで言ってですね、ま、よく言われるガス抜きも含めて、防波堤になって下さいって意味であり、谷垣さん、それ理解してると思います。さっき言った通り、人柄がいい人なんで、あくまで、総裁は安倍さんであって、総理大臣は安倍さんってことをよく理解してるから、持論は言っても、邪魔するわけじゃない。財務省が来てもここが防波堤になろうとする人だから起用した。麻生さんについては、実はこれも安倍総理がはっきり、麻生さんは普段、えー、財務官僚寄りのことを言ってるけど、それは財務省に恩を売ってるんであって、いざとなったら、内閣の方針に合わせてくれる。その証拠にと、安倍さんが挙げられたのはですね、今年6月に、成長戦略の改訂ってありまして、もうひょっとしたら忘れた人もいるかもしれないけど、そこで法人減税っていうのが、新聞では曖昧だ曖昧だってなってるけど、とにかく法人減税やりますと打ち出したんですよ。財務省は減税とにかく全部反対ですから。これほっといたら、その、必ず潰されるのを、実は麻生さんが、むしろ防波堤になって、これ法人減税やるんだってことで、実は実現してるわけです。で、したがって、このお2人が、その、再増税の延期の邪魔になるわけでは、ないんです。逆に防波堤として、ちゃっかり安倍さんが、したたかに、活用してるってことなんですよ」
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