慰安婦問題年表(1)1965-2015

2014.10.27 Monday 19:11
くっくり



7月31日
韓国政府が200ページを超える「日帝下の軍隊慰安婦実態調査中間報告書」を発表し、「日本政府による慰安婦の威圧的連行があった」と主張。「19世紀アフリカの黒人奴隷狩りのような手法の人間狩りで慰安婦を充員した」などと書き、「強制連行なし」とした日本政府に追加調査を求めるとともに、日本の歴史教科書への記述と学校教育を通じた「過去の正しい認識」の周知を要請。

8月12日
吉田清治が訪韓し、金学順に頭を下げて謝罪する。

12月
吉見義明中央大学教授が『従軍慰安婦資料集』(大月書店)を刊行。その中で「一般には、強制連行というと人狩りの場合しか想定しない日本人が多いが、これは『狭義の強制連行』であり、詐欺などを含む『広義の強制連行』の問題をも深刻に考えてしかるべきであろう」とし、「広義の強制性」という主張を始める。

12月
『週刊新潮』に吉田清治の「私が書いた事は全部事実」というコメントが載る。

12月25日
韓国釜山市などの元慰安婦ら10名が、日本政府に公式謝罪と賠償を求めて山口地方裁判所に提訴(釜山従軍慰安婦・女子勤労挺身隊公式謝罪等請求訴訟)。

12月
「ワシントン慰安婦問題連合(慰安婦連合)」が創設された。米国内で慰安婦問題を公式の場で最初に提起したこの団体は、議会や教育機関へのアプローチを着実に広げていったが、このプロセスに深く関わったのが当時の米下院議員のレイン・エバンズ(民主党・イリノイ州選出)だった。エバンズは、慰安婦連合の会長となった徐玉子(ソ・オクジャ)と交際していた。エバンズは彼らの意向を反映する形で、1993年11月、当時の首相・細川護煕に「日本軍の性的奴隷の詳しい調査」を要求する連邦議員24人の主唱者の一人となった。その後もエバンズらは日本政府に慰安婦への謝罪を要求する活動を米議会で強めていき、やがて中国系団体の協力を得て勢いを増していった。


<1993年>

『現代コリア』(1993年2・3月号)紙上で、現代史研究家の加藤正夫が、千田夏光の『従軍慰安婦』(講談社文庫 1984年)の中の問題点を考察する。この本は千田夏光著『従軍慰安婦』(双葉社 刊)の文庫版である。千田を問い詰めたところ、「従軍慰安婦」という言葉は千田が勝手に作ったものであり、内容も島田俊彦著 中公新書『関東軍 在満陸軍の独走』(中央公論社 刊)を参考にしたもので、直接取材はしていないことが判明。

[7] << [9] >>
comments (5)
trackbacks (0)


<< 山口采希さんの歌は日本人の道標
「アンカー」特別調査でっちあげ疑惑&憲法改正せずとも自衛隊は北に行くぞと交渉に盛り込む秘策 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]