慰安婦問題年表(1)1965-2015

2014.10.27 Monday 19:11
くっくり



5月5日
日米の“日本研究者”187人が「偏見のない(過去の)清算を残そう」とする慰安婦問題などに関する声明を発表。声明はジョージタウン大学のジョルダン・サンド教授が中心となってとりまとめ、英文・日本文で内容を熟考し、文面も日英で整合性がとれるように正確で慎重な作業が繰り返されたとされ、発表前に首相官邸に送付されたという。声明には、ハーバード大のエズラ・ボーゲル名誉教授やマサチューセッツ工科大のジョン・ダワー名誉教授ら著名な学者が名を連ねる。一方で経歴から、日本研究者とはいえない人物の名前も含まれている。声明は「戦後日本が守ってきた民主主義、自衛隊への文民統制、政治的寛容さなどは祝福に値する」としながらも、「慰安婦問題などの歴史解釈が障害となっている」と指摘した。また、これまで責任の所在はすべて日本側にあるとしていた韓国側などの主張に対し、声明は「日本だけでなく、韓国と中国の民族主義的な暴言にもゆがめられてきた」としている。慰安婦らが「女性としての尊厳を奪われた事実を変えることはできない」ともしているが、韓国側が「20万人以上」などと主張する慰安婦の数については、「恐らく、永久に正確な数字が確定されることはない」として明示を避けた。また、元慰安婦の証言は多様で、記憶に一貫性がないものもあると認めた上で、「証言は心に訴え、それ以外にも公的資料によって裏付けられている」としているが、資料の詳細などに具体的に触れていない。
この声明に対し、韓国メディアは一斉に評価する報道を展開したが、一部で声明の内容が歪められていた。声明の翻訳の手伝いをした早稲田大学・政治経済学部の浅野豊美教授によれば、「サンド教授はメディアの報道でゆがめられることは覚悟していた様子」だったという。声明に対する日本の評価は分かれたが、保守派からは「朝日新聞と同じで、女性の人権問題へのすり替えだ」という声も出た。

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