慰安婦問題年表(1)1965-2015
2014.10.27 Monday 19:11
くっくり
4月24日
ソウルの日本大使館が「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の尹貞玉代表を呼び、「日本軍が強制連行した証拠はない」「補償は日韓協約で解決済み」と伝え、「挺対協」からの6項目の要求を拒否すると回答。
5月22日
朝日新聞大阪版が「木剣ふるい無理やり動員」との見出しで、吉田清治の慰安婦狩りの証言を写真入で紹介。
8月11日
朝日新聞が「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」(大阪社会部の植村隆記者のソウル発記事)との見出しで、「日中戦争や第2次大戦の際、『女子挺身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』のうち、一人がソウル市内に生存していることがわかり、『韓国挺身隊問題対策協議会』が聞き取り作業を始めた」と報じる。その一人とは金学順で、3日後の8月14日に記者会見を行う。なぜ朝日だけがこのスクープを取れたのか。朝日の植村記者は、金学順の訴訟の原告組織「太平洋戦争犠牲者遺族会」梁順任代表の娘とこの約半年前に結婚しており、義母である梁順任から便宜を図ってもらったのではないかという見方があるが、2014年8月5日の検証記事で、朝日新聞はそれを否定している。
8月14日
元慰安婦の金学順がソウルで記者会見。14歳の時、家が貧しかったのでキーセンハウスに売られ、17歳になったとき、キーセンハウスの経営者である義父に華北にある日本軍の慰安所に連れて行かれたことなどを述べる。この事実を韓国のハンギョレ新聞は報道したが、朝日新聞は報道しなかった。
10月10日
朝日新聞大阪版が井上祐雅編集委員による吉田清治のインタビュー記事を掲載。 吉田は「慰安婦には人妻が多く、しがみつく子供を引きはがして連行した」「政府は資料を隠している」などと述べる。
10月〜11月
韓国政府が日本政府に慰安婦問題の真相解明を求める。日本政府が調査を開始。
11月
改定版として出版された『広辞苑』第4版(岩波書店)に、初めて以下の2語が収録される。
【朝鮮人強制連行】日中戦争・太平洋戦争期に百万人を超える朝鮮人を内地・樺太(サハリン)・沖縄などに強制的に連行し労務者や軍夫などとして強制就労させたこと。女性の一部は日本軍の従軍慰安婦とされた。
【従軍慰安婦】日中戦争・太平洋戦争期、日本軍将兵の性的慰安のために従軍させられた女性。
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