慰安婦問題年表(1)1965-2015
2014.10.27 Monday 19:11
くっくり
3月26日
『週刊文春』4月2日号に、【米機密公文書が暴く朴槿恵の“急所” 韓国軍にベトナム人慰安婦がいた!】と題されたスクープが掲載された。筆者はTBSワシントン支局長の山口敬之氏。赴任直前の2013年、外交関係者から「韓国軍がベトナムで慰安所を経営していた情報がある」と聞き、赴任後、ワシントン市内などの公文書館や、各地の米軍基地付属の図書館や資料館を訪ねて、関連する文書を精査。その結果、サイゴン市の米軍司令部から、同市の韓国軍司令部に送られた書簡に、以下のような記述があったことが判明した。《(同市中心部の「トルコ風呂」という施設で)売春行為が行われていて、ベトナム人女性が働かされている》《この施設は、韓国軍による、韓国兵専用の慰安所である》。米軍側は書簡で、韓国軍の施設と断定した根拠として、韓国軍大佐の署名入り書類に「韓国軍による韓国兵専用の慰安所である」と示されていたことなどを挙げていたという。さらに、山口支局長は、ベトナム戦争を戦った元米軍海兵隊幹部へのインタビューの結果、(1)韓国軍の慰安所は確かにサイゴン市にあった(2)サイゴン市内にはさらに大きい別の慰安所もあった(3)これらの施設は内部が多くのブロックに分かれていて、1区画に20人前後のベトナム人女性が働かされていた−などの証言を得たとした。今回のリポートが、慰安婦問題に与える影響について、拓殖大学の藤岡信勝客員教授は、「朴大統領は日本政府に筋違いの要求を繰り返しているが、これで日本を非難する道理は完全になくなった。まずは、自国軍による他国の女性への人権侵害の実態を徹底調査すべきだ」と指摘した。
なお、山口敬之氏は4月23日付でTBSワシントン支局長の任を解かれ、営業局への異動を命じられた。
3月27日
米紙ワシントン・ポストに安倍晋三首相のインタビューが掲載される。首相は、慰安婦が「人身売買(Human Trafficking)の犠牲となり、筆舌に尽くしがたい痛みと苦しみを経験されたことを思うと、心が痛む」と述べた。韓国の聯合ニュースは28日、「20世紀最悪の人権蹂躙で、国際社会が『性奴隷』事件と規定する慰安婦問題の本質を隠す狙い」などと伝えた。30日、衆院予算委員会で「人身売買」という表現を使用したことについて、首相は、「この問題についてはさまざまな議論がされてきているところだが、その中で人身売買についての議論も指摘されてきたのは事実だ。その観点から人身売買という言葉を使った」と述べた。
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