慰安婦問題年表(1)1965-2015
2014.10.27 Monday 19:11
くっくり
10月15日
国連総会第3委員会(人権)の「女性の地位向上」をテーマにした特別会合で、韓国側が「クマラスワミ報告」を引用し、日本を攻撃。これに対し、日本の公使が答弁権を行使し「クマラスワミ報告書に強い影響を与えたとみられる朝日新聞の記事は最近、誤報として取り消された」と反論。
10月17日
佐々江賢一郎駐米大使が定例記者会見で、朝日新聞が吉田清治の証言が虚偽だったとして関連記事を取り消したのを受け、「クマラスワミ報告書」の一部撤回を日本政府が求めていることに関し、米側に事実関係を説明する考えを示す。
10月21日
菅義偉官房長官が参院内閣委員会で、河野洋平元官房長官が1993年に慰安婦問題に関する談話を発表した記者会見で、強制連行を認める発言をしたことについて「強制連行を示す資料がない中で、(認めたのは)大きな問題だ」と述べ、河野の発言によって強制連行があったかのような事実誤認が国際社会に広がったとの認識を示す。ただ、河野談話については従来通り、継承し、見直さないことを強調(10月24日の衆院内閣委員会でも同様の発言)。
10月23日
「挺身隊=慰安婦」“誤報”を書いた元朝日新聞の植村隆が非常勤講師を勤める北星学園大学に脅迫電話をかけた男が威力業務妨害で逮捕される。札幌簡裁は男に対し、11月19日までに罰金30万円の略式命令を出した。北星学園大学には同年5月と7月に脅迫文が届いているが、北海道警は男とは別人によるものとして捜査している。なお、10月31日、北星学園大学の学長は植村隆を来年度雇用しない意向を示していたが、その後方針を転換。12月17日に学長らが会見、次年度の雇用の継続を正式に発表した。
11月17日
北海道新聞が朝刊一面に「『吉田証言』報道をおわびします」と題する記事を掲載。戦時下の朝鮮人女性を慰安婦として強制連行したと告白した吉田清治の証言を報じた記事を取り消すと発表した。「検証が遅れ、記事をそのままにしてきたことを読者の皆さまにおわびし、記事を取り消します」と検証が遅れたことも謝罪したほか、慰安婦問題に関する特集記事も掲載。しかし、実際に取消しをしたのは8本のうち1本で、吉田が訪韓時に強制連行を証言したことを報じた記事など7本は取消し・訂正の対象になっていなかった。同社は「誤報とは言い切れない」との見解を非公式に示している。
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