慰安婦問題年表(1)1965-2015
2014.10.27 Monday 19:11
くっくり
9月15日
「太平洋戦争犠牲者遺族会」が会見し、「河野談話」の作成過程で1993年7月に日本政府がソウルで実施した元慰安婦の女性に対する聞き取り調査の映像の一部を公開。
9月27日
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が紙面で1992年、93年に掲載した吉田清治をめぐる記事を取り消し、謝罪。一方、河野談話は吉田証言を根拠にしていないとして、「正当性はいささかも揺るがない」と強調し、「異様な『朝日』バッシングが続けられている」と、朝日新聞を擁護した。
9月29日
朝日新聞が8月5日の特集記事を一部訂正。吉田証言を1982年9月に初めて取り上げたと記した「大阪社会部の記者(66)」は、当該記事の執筆者ではなかったという内容。
10月
自民党が、慰安婦を強制連行したとする吉田清治による虚偽証言の国際的な影響などを検証する特命委員会設置を決定。
10月3日
安倍晋三首相が衆院予算委員会で、朝日新聞が慰安婦問題の誤報を認めたことに関し、「誤報によって多くの人が悲しみや怒りを覚えたのは事実だ。日本のイメージは大きく傷ついた」「国ぐるみで(女性を)性奴隷にしたとの、いわれなき中傷が世界で行われている。誤報によって、そういう状況が生み出された」「客観的な事実に基づく正しい歴史認識が形成され、国際社会から正当な評価を受けることを求めていく考えで、戦略的な対外的発信をしていかなければならない」と発言(6日の衆院予算委員会でも同趣旨の発言)。
10月3日
鹿児島県議会が「河野談話」を見直し、「国家の名誉と尊厳を回復する新談話」を発表するよう政府に要望する意見書を採択。都道府県議会レベルでは初となった。
10月9日
朝日新聞の慰安婦報道を検証する第三者委員会が初会合を開く。
10月14日
日本政府が「クマラスワミ報告書」を作成したクマラスワミに直接、報告書の一部を撤回するよう求めたことを明らかにした。クマラスワミは撤回を拒否。
10月14日
日本政府が閣議で、朝日新聞が慰安婦報道の一部に誤りを認め、取り消した問題に関し「政府として個々の報道について答弁することは差し控えたいが、国際社会において、客観的事実に基づく正しい歴史認識が形成され、日本の基本的立場や取り組みに対して正当な評価を受けるべく、これまで以上に対外発信を強化していく」とする答弁書を決定。
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