「アンカー」閣僚W辞任から見えた日本の闇と安倍総理の油断・傲慢・驕り
2014.10.23 Thursday 02:35
くっくり
青山繁晴
「はい。これ麻生内閣の時なんですね。で、この時、30代の若さで、小渕さんが鳴り物入りで、あの、入閣されてですよ、そして、この時期はですね、2008年から2009年にかけてってのはたとえば、ネットを通じて一般の人が、ようやく見れるようになった、時期ぐらいなんですが、政治資金収支報告書自体は、その前から公開されてますから、この時に全く問題にならないのはおかしいわけですよ」
岡安譲
「うーん」
青山繁晴
「で、その、この小渕さんの問題自体は、さっきの秘書さんの時で言いました通り、お父さんの、小渕恵三総理の時代からあって、そしてこれは地元の当事者に聞いたことを、もう一つ付け加えますと、総理は、小渕総理は、知ってたと。ご存知でしたと。優子さんは、ついに知らずにこういうことになってしまったけれども、総理はご存知でしたと、明言された人もいてですね。つまり、とっくに同じ問題があったわけですよ。ところがこの時(少子化担当相の時)に、問題に、あの、メディアに問題にされなかったから、安倍さんの、この、不当な、おかしな油断につながったと」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「で、この証言を僕が全部信じてるわけじゃないんですよ? これもね、うまーくね、つまみ食いした話をしてるって気配は僕、感じます。但しですね、たとえば、もう亡くなった人ですから言っていいと思いますが、河本敏夫っていう大物の政治家がいてですね、海部内閣ができた時に、えー、海部さんは河本派でした。時の官房長官が、あっという間に女性問題が週刊誌に出て、すぐ辞任に至ったんですよ。で、その時にですね、河本敏夫さんが、その、僕が横にいた時に、ふっとね、青山くん、こういうことをちゃんとチェックしてる記者がいるんだねえと。ね。どこの世界にもいるんだねえと、言ったんですよ。で、これは僕は何もお返事しませんでしたが、その、河本さんもいろんな問題あった方だと思いますけど、この時は正直に、要するにメディアに対して圧力かけるとか云々じゃなくて、メディアに出たものは、もう受け止めて、官房長官辞めさせると。で、すぐにご自身で、官房長官室にかけて、あなた辞めなさいって、おっしゃったんですよ。それ僕、横で見てました。ね。ということは、実はこういうのは力関係がみんな影響しててですね、当時の河本派なんていうのは、海部政権作ったんじゃなくて、海部政権はここに作ってもらったんですよ、経世会に(一同同意)。ね。竹下派に。だからその力のある所が実は日本のメディアも十分押さえてきててですね、力関係で決まってて、本当の報道の自由、国民のためっていうことで貫いてんじゃなくて、力関係で、隠される情報があるということをですね、今回の事件が、実は物語って、あるんであって、そのことは、ちゃんと考えなきゃいけないんです。その上で、じゃあ、さあ、これからどうするかなんですが、当然、後半へのキーワードは、だからこうなります(フリップ出す)」
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