「アンカー」拉致再調査報告が遅れている理由と本当の解決を実現するためにすべきこと

2014.09.25 Thursday 01:26
くっくり



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山本悠美子
「拉致再調査の報告を、国連総会の前にしようとしていた」

一同
「ああー」

青山繁晴
「はい。で、これいわば、日朝の水面下の交渉でここは思惑、がね、やや一致、一瞬であっても一致した、瞬間だったわけですよ(一同同意)。北朝鮮にしたら、その、ちょうど総理に、いわば国連総会にお土産として持っていってもらいたいみたいな感じだったわけですよね。で、そして、えー、こういうことを考えるとですね、これからどうするかって話を考える時に、とてもこれ大事なヒントになるんですね。北朝鮮は万景峰って船の名前を出さなかったり、ま、非常にしたたかなんですけれども、これ北朝鮮の現状が分かるわけです。もともと北朝鮮は国連なんてあんまり、そうあてにしてるようには見えなかった。なぜかというと、中国から裏援助があったからですね。でも今は金正恩第1書記になってから、中国は韓国に習近平さんが先に行ったりですね、その、金正恩第1書記とはまだ会えないままだったり、中国とは関係悪くなってるから、国連っていう国際社会全体の援助をあてにしないともうやっていけなくなってるわけです」

村西利恵
「それでまともに立ち振る舞おうと思ったということですか」

青山繁晴
「そうです。で、ここに弱みが見えてるんで、そうすると、日本としてはまず、やらなきゃいけないのは当然こうなります」

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山本悠美子
「日本の独自制裁を再び強化して、北朝鮮を締め上げる」

青山繁晴
「これどうしてかというとですね、これあくまで国連の制裁じゃなくて日本の独自制裁を再び強化と。つまりいったんやめたものをもう一回やるっていうのは国連に対してどういうメッセージになるかというと、あの国連の報告書の中でも、拉致事件っていうのは大きく扱われてたわけだから、その直接の被害者の日本が、もう一回独自制裁を強化するような状況だったら、北朝鮮に対して、つまりどこの国であってもですね、たとえばロシアのように思惑があっても北に手を差し伸べるわけにはいかなくなるでしょ。だからこれが一番北朝鮮にとっては、打撃になって締め上げることになって、この、いわばさっき言いました、ま、偉そうにしてるっていう言葉はいいかどうか分かりませんが、傲岸不遜な、犯人側である北朝鮮が、態度を少し変える、きっかけがあるとしたらこれしかないんですよ。それからですね、もうひとつは何かというと、さっき、皆さんにお見せした『やるべきをやってない』っていうのは、第2次安倍政権でもやるべきをやってない重大なことがあるんです」

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