「アンカー」移民受け入れについて石破大臣『労働力の問題と移民を合わせた考え方には私は今のところ賛成しておりません』
2014.09.11 Thursday 03:00
くっくり
青山繁晴
「石破さんは、まあ長い政治経験をお持ちで、たとえば、心の師は、今もたとえば田中角栄さんであったり竹下登さんであったりするんじゃないかと、僕はつねづね思ってきたんですけれども、この地方というテーマについてはまさしくその、田中角栄総理が、日本列島改造論を打ち出され、そして竹下登総理が、ふるさと創生を打ち出されましたよね。で、日本列島改造論は、非常に分かりやすくて、良い面もありましたけども、公共工事漬けっていう、ものを作り出した」
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青山繁晴
「それから、ふるさと創生については、僕はちょうど竹下総理の総理番でしたから、竹下総理、御自らに、これ1億円をばらまいて、その田んぼの真ん中に、突然公民館や、大きな音楽ホールができたからといって、どうしてふるさとを作ることになるんですかと、お聞きした時に、残念ながら竹下総理から、その、いや、これで正しいって答えじゃなくて、これまあ、きっかけとしてやってるから、そこを分かってくれっていうお話だったんですよ。で、そうしますとね、これから、その、ま、これは良い意味で聞いてるんですけど、愛弟子である石破さんとして、これ石破さんやっぱり若いイメージだから、あんまり知られてないと思うんですが、本当は、角さんや竹下さんから学ばれたこと多い。で、ネガティブなものもちゃんと見てこられた。で、そのうえでこの、石破流の地方創生っていうのは、たとえば列島改造論や、ふるさと創生と、まず、どこがどう違うんでしょうか」
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石破茂
「うーん、田中総理の列島改造は、それは日本海側の新潟の雪深い所で育った田中先生が、とにかくこの新潟にも幸せをってことがあった。ですから新幹線を引き、高速道路を通し、それが均衡ある地域の発展、国土の発展という言葉でですね、日本国じゅうに伝播をしていって、そして幸せが実現するんだと。その考え方は間違ってないですよ。間違ってないが、それがいつの間にか、高速道路さえ通れば、新幹線さえ来れば、というね、依存型になってしまったんじゃないか、という反省があります。で、そして竹下総理のふるさと創生ってのは、自ら考え、自ら行うっていうのがキャッチフレーズでしたよね。で、これバラマキになっちゃうんじゃないのと、あの、どっかその、農村キャバレーみたいな物を作ってですね、で、それは今やもうほんとに更地となっちゃって一体あれは何だったんだろうかってことですが、あの、ほんとにやる気があり、危機感があり、そして国が、あれやってちょうだい、これやってちょうだいではなくて、これをやる、こうやって地域に雇用と活力が生まれるんだ、なぜならば、ということを、この、しゃちほこを買ってみたりですね、金の延べ棒を置いてみたり、キャバレーを作ってみたり、それをもう何となくね、一時期の、こう、わっとしたね、イベントみたいなところがあったと思うんですよ。そうじゃないと。これをやることによってこの地域はこのように良くなるのだ、という挙証責任は、私は地方にある、と思ってるんですね。国は、それでほんとに危機感があり、そして斬新なアイデアがあり、っていうことであれば、応援はします。国が何かやってくれるんだろうと、いうことで、やってみたけど駄目でしたでは、もう今回は間に合わないと思ってます」
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