「アンカー」移民受け入れについて石破大臣『労働力の問題と移民を合わせた考え方には私は今のところ賛成しておりません』

2014.09.11 Thursday 03:00
くっくり



石破茂
「うん、それはね、一部の報道で見ました。ただこれは私も検証してみたんですが、政府としてそういう方針を決めたわけではない。経済財政諮問会議ってありますでしょう。あそこに新しい未来委員会っていう組織がその下にありましてね、で、人口推計どうなっていくだろうか、移民を受け入れたらどうなんだろうかという計算をしただけのことで、政府としてそれを決定したという事実もなければ、そういう計画を立てたという事実もありません。それは、あの、底流にはそんなのあるかもしれないけれど、政府としてそういうことを決定したという事実は、ない、ということがあります。そのうえで申し上げれば、女性の労働力ってもっと活用できますよね。高齢者の方々の労働力ももっと活用できますよね。移民を受け入れられなければ、日本の労働力ってのはにっちもさっちも行きませんよね、という話ではありません。それをどうやって活用するかと、いうことを考えていかなければならんのです。ですから、労働力の問題と、移民というものを、合わせて考えるという考え方には、私は今のところ、賛成はしておりません。他のを引き出すのが先ですから」

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青山繁晴
「あの、政治家石破さんご本人として、その移民によって、その人口を補うって考え方そのものには、どういう見解をお持ちなんですか」

石破茂
「人口避難とかそういう問題でないと思っています。ただ我が国も、移民というのを戦前はずいぶんやってきました。アメリカに移民をし、大勢の人たちが苦難の中で、日本国の、日本人の、誇りを持ちながら、苦難の中で暮らしていった。で、我が国も移民ってのをやってきたわけですね。で、これは私、防衛の仕事をやっていて、たとえば中国、中国の若手の人民解放軍の幹部たち、日本に来た時に、私はもうとにかく見せろと。陸でも海でも空でも防衛機密以外は見せろと。これで日本がまた侵略国家になるなぞということを言うのであれば、あなた方は軍人として失格であると、いうことを言いました。外国から来ることによって、日本の良さ、というものを理解する、それは楽観的すぎるかもしれない。日本人のアイデンティティというものは守っていかなければならない。ですけど、日本の本当の姿というものを見せる、という意味において、私は移民というものをそういう観点から見られないか。人口政策とか、あるいは、少子化対策とか、そういうことで申し上げるのではなくて、日本の素晴らしさというものを、いかにして広くあまねく、世界の人々に分からしめるかと、いう観点もあるべきだと思いますが」

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