「アンカー」内閣改造と党役員人事に込められた安倍総理の意図(付:池上彰氏vs朝日新聞)
2014.09.04 Thursday 02:44
くっくり
村西利恵
「安倍総理の狙いは、財務官僚の『したたかな抵抗』を封じる」
青山繁晴
「ええ、こうおっしゃったんです、総理は。麻生さんは、麻生財務大臣は、メディアに現れてるだけで見ると、ずっと財務省の言いなりにも見える。しかしあれはほんとは恩を売ってるだけで」
一同
「ほう」
青山繁晴
「いざという時には、自分、安倍総理の言うことを聞いてくれる。その証拠に、法人減税、これ財務省は本当は、したたかに、徹底的に抵抗して、安倍総理の考えを覆そうとしたと。しかしそれを、6月の成長戦略改訂の時に、やや表現は残念ながら曖昧だけども、法人減税やりますってことを、はっきり入れた。とにかく財務省は、増税大好き、減税絶対反対ですから、その考えがおかしいから批判を受けるわけですけれども、安倍総理としては、その、麻生さんを、財務大臣にしておけば、6月、ね、6月、法人減税やられたのは、麻生さんがいざという時、普段おまえらの言うこと聞いてるだろう!と。肝心の時は俺の言うことを聞け!と、財務官僚に言ってくれるから、法人減税できたんで、消費増税10%を場合によってはやらない時に、麻生さんが頼みの綱なんで、財務大臣代えるわけにいかない、したがって幹事長に持っていくわけにいかない、石破さん、幹事長を代えても、麻生さんを後任にしないと、いうお考えを、かなり早期の段階で、えー、伺ってました。だからそういう狙いなんですね。さあ、次の留任、次の留任、は、また別な意味で大事です。はい、出して下さい」
image[140903-12simo.jpg]
村西利恵
「下村さんも、文部科学大臣に留任しました」
青山繁晴
「これはですね、えー、実は文科大臣になりたいっていう待機組が、意外なことにすごく多くてですね」
村西利恵
「多いんですか」
青山繁晴
「つまり全国の学校にいれるっていう思惑もあると思うんですが。そして、何と、下村博文、文科大臣ご自身が、もう、事実上あきらめたんです。いったん」
村西利恵
「あきらめた」
青山繁晴
「あきらめられました」
村西利恵
「外されてもしょうがないと」
青山繁晴
「はい。あの、交代になってしょうがないと。で、僕は、これも国民の一人として、下村文科大臣に申し上げたのは、それ全くおかしいですねと。何となれば、安倍さんはなぜ再登板したんでしょうか。あの惨めな辞め方をして、再登板したのは、まさか自分の名誉回復じゃないですね。やらなきゃいけないことがあるからですね。そのひとつの柱として、間違いなく教育改革があるじゃないですか」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)
<< 外国人世帯生活保護実態調査にご協力を…Tweetまとめ14.08.16〜14.08.31
英霊と私たちをつなぐ架け橋 「死ぬ理由、生きる理由 -英霊の渇く島に問う-」 >>
[0] [top]