「アンカー」内閣改造と党役員人事に込められた安倍総理の意図(付:池上彰氏vs朝日新聞)

2014.09.04 Thursday 02:44
くっくり



堀田篤
「お願いします」

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青山繁晴
「はい。今、岡安キャスターも言ってくれたとおりですね、たとえばこれ見ていただくと、まあ交代はともかく、留任の真相っていうのは、まあ普段の政治報道で、あの、滅多に見ないことだと思うんですが、これ根本的には何を意味してるかというと、これは、やるべき改造じゃなかったってことです」

岡安譲
「必要がなかった」

青山繁晴
「はい。だって、残す人に意味があるってことは、代えない方がいいってことじゃないですか」

岡安譲
「確かに」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「で、先ほど、まあ7月の終わり頃から、その幹事長交代の、話を、僕なりに、いろんな人、官邸中枢も含めてしてたってことは言いましたけどね、でも一番、あの、一国民として申していたのは、改造には反対だってことです。これ『アンカー』でも何度も言いましたが、その、たとえば今回もまさしく留任になった、重要閣僚の一人の、甘利明経済再生担当大臣が、テレビカメラのこうやって回ってる所でですね、その、人事が停滞してるので、党内に不満が鬱積してると、だから改造やるべきだっておっしゃいましたが、こんなひどい発言もないですよ。じゃあその、停滞しない、いい人事っていうのは、まるで氷の上を滑るかのように、大臣がツルツル、ツルツルツルツル代わっていくことがいい人事だとでも言うんでしょうか」

岡安譲
「裏を返せばそういうことになりますよね、その発言は」

青山繁晴
「これは、まあ仕事柄、諸国を歩いてますけれども、各国で言われるのは、日本は、総理大臣もくるくる代わってきて、で、安倍さんになってようやくそれ止まったかなと思ったら、また大臣代えるんだって?と、こないだワシントンD.C.でもあってですね、そういう話が。つまり、総理大臣の、カウンターパートナーってアメリカで言ったらオバマ大統領しかいないんですよ。それ以外のアメリカ政府高官ってみんな、その、相手が頂点で考えても日本の大臣ですから、え、それ、やっと、まだ1年数か月なのに、どうして代わるの?って言われた時に、まあ、もう、説明に困っちゃうわけですよね」

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