「アンカー」日中韓めぐるアメリカの本音と、必要とされる日本!
2014.08.21 Thursday 02:34
くっくり
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「で、本音として、たとえばクリミア半島の併合にしても、何となくもう、その、とおり落ち着いちゃってるけど、あれは完全に侵略じゃないかと」
村西利恵
「うーん」
青山繁晴
「ね。そしてたとえばサダム・フセイン大統領がクウェート侵略して、湾岸戦争にもなった。日本はお金で協力したじゃないかと。ね。その時はそうなのに、どうしてプーチン大統領の侵略だけは、安倍さんは妥協的なんだと、おっしゃったので、僕は、違います、本当はこうですと申しました」
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村西利恵
「青山さんは、『妥協的ではなく戦略的』なんだと反論された」
青山繁晴
「うん。これ別に、その、安倍さんを庇って言ったんではなくてですね、まず、あの、僕はマレーシア航空機のMH17便、3月に行方不明になった370便じゃなくて、17便のほうは、ロシア製のブークによって、撃墜されたと、いうふうに確信してます。したがってプーチン大統領が今、否定してることも含めて、許せないことはたくさんあるわけです。しかしその上でですね、戦略的っていうのは、僕はこの、アジアの専門家に、申したのはですね、プーチンさんは明らかに、自分の政策の誤りも含めて孤立してると。で、孤立したために何が起きてるかというと、プーチンさんは一生懸命中国と仲良くなってる。中国の習近平さんに近づいて、たとえばロシアの天然ガスを、ヨーロッパが買ってくれなくなったんで、中国に安値で買っていただくって長期契約を結んだ。プーチンさんが、中国の習近平さんをあんまり好きでないのに接近したら、何が起きるかというと、プーチンさんは必ず日本を必要とするんだと。さっき、あの、(キーワードを)出しましたよね、日本が必要とされてると」
岡安譲
「ええ、ええ」
青山繁晴
「ね。それはどうしてかというと、一方的に中国にすり寄ったら、したたかな中国にロシアは利用されるだけになるから、それを止めるために、日本を間に入れて、日露関係を使って、その中国に、一定の抑止力を持とうとすると。これは何を意味してるかというと、日本が、妥協的じゃなくて戦略的に動くことによって、実は、その、世界がややマシになる。中国が一方的に物事をやれるってことができなくなる。だから、その、アメリカがそういうふうに言うのはおかしいと、いうことを言いましたら、あー、彼は、それを丹念に聞きながら、次の要求をまたドンとぶつけました。それ何かというと、これです」
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