責任者の先逃は半島の伝統 「ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考」より
2014.07.28 Monday 17:28
くっくり
旧悪の追放者が新悪になるのも、半島の変わらざる歴史なのです。
【朴正煕の死から35年、セウォル号沈没事故と、その後の対応が見せてくれたものは、やはり「昭和維新の歌」の一節そのままの状況ではなかろうか】
と、室谷さんは指摘しています。
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[「たのしい韓国ソウルのニュータウン生活」さんより、朴正煕大統領記念・図書館に展示されている朴正煕大統領直筆の「祖国近代化」の文字]
同じく知韓派の大家・黒田勝弘さんも、【韓国「例外の時代」から回帰】と題された産経新聞7月26日付のコラムで、朴正煕に触れています。
黒田さんは、現代韓国ウォッチャーの草分けだった故・田中明元拓殖大教授の著書『韓国政治を透視する』(1992年)を引用しながら、こう述べています。
【20年以上前の田中の本を思い出したのは慰安婦問題のことではない。彼は韓国発展の基礎を作った朴正煕政権を高く評価し「韓国史における例外の時代」と書いていたからだ。
田中氏にならっていえば、朴槿恵現大統領の父、朴正煕は「国造りのビジョンもないまま権力闘争と他者非難に明け暮れる旧態と戦った指導者」ということになる。実はそれは韓国の歴史では例外だったのであり、朴正煕死後の韓国は急速に旧態(通常)に復帰しつつあるというのだ。
最近の政治的話題や首相や閣僚候補の相次ぐ“落馬”だが、経綸や政策ではなく個人や家族の財産、片言隻句をとらえての激しい人身攻撃などまさにそれだ。正義や道徳性を振りかざした対日外交もそうで、政府当局者やマスコミの日本非難の威張った口調やパフォーマンスはまるでテレビドラマに見る李朝時代である】
再び、室谷さんのあとがきから。
【朴正煕には「我が五千年の歴史は、一言でいって退嬰(たいえい)と粗雑と沈滞の連鎖史であった」(「朴正煕選集2-国家・民族・私-」)とする認識があった。
だからこそ「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんなことがあってもこの歴史を全体的に改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史はむしろ燃やしてしかるべきである」(同前)という国家革新の意欲が続いた。
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