責任者の先逃は半島の伝統 「ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考」より

2014.07.28 Monday 17:28
くっくり


★日本から安価で買った中古フェリーを“不適切”に改造。
★救命ボートなど安全装備の不具合を放置。
★操舵機の電気系統の故障があったが放置。
★過積載の上に、コンテナをきちんと固定せずに出港。
★濃霧で出航時間が遅れたため、危険な近道に入り、ほぼ全速力で航海中に急旋回したため荷崩れを起こして横転、沈没。

☆安全装備や積載量の点検が行われなかったのは「いつものこと」であり、背景には海洋ブロック(海警、船級協会、海運組合、海運会社)の癒着がある。
☆宗教団体の直営のような海運会社が儲けを優先し、安全に全く配慮してこなかった。
☆その延長線上に、無免許業者による荷役作業の手抜き。
☆横転後、船長ら乗員は、乗客に避難命令を出さなかった。

【つまるところ、韓国社会の日常的な汚職体質、それとセットになったマニュアルの無視が事故をもたらした】

 と、室谷さんは断じています。

 韓国では1993年にもフェリーの大きな事故がありました。
 乗客・乗員292人が死亡した「西海フェリー号」沈没事故です。

 この後、事故現場の行政区である全羅北道は白書(事故報告書)をまとめました。

 白書は事故について、「政府が大規模な事故の防止をたびたび強調したにもかかわらず、対策を怠ったことによって発生した人災」と定義しました。

 そして、類似の事故を防止するためには「救命設備が十分に役割を果たすようにしなければならない」「乗船者名簿をきちんと作成しなければならない」などと指摘しました(朝鮮日報14年4月24日)。

 つまり、西海フェリー号の教訓は、セウォル号に全く活かされなかったことになります。
 では、セウォル号の教訓は今後に活かされるのでしょうか。

 室谷さんの見解は、残念ながらこうです。

【また日常的な汚職をバックに、「事故なんて起きるはずがないから」との楽観的な見込みの上で、明るく「ケンチャナヨ」で不正部品の取り付け、マニュアル無視が続くのではないか】

 なにしろ、「怒りは長く、反省は短い」と韓国メディア自身が言っているのです(中央日報14年5月9日コラム>韓国は今度も「忘却の国」になるのだろうか)。

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