朝鮮が劇的に豊かになった時代…イギリスの専門家が記した「THE NEW KOREA」より
2014.07.14 Monday 19:28
くっくり
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また、アイルランドは、齋藤實(まこと)を大変評価しています。
称賛と言っても過言ではありません。
齋藤實は、第三代(1919-1927)、第五代(1929-1931)の朝鮮総督を務めました。
もともと海軍軍人で、後に政治家になった人です。
1932年には内閣総理大臣に就任し、五・一五事件のテロ後の混迷した政局を安静化させています。
アイルランドの齋藤にまつわる記述は、たとえばこんなふうです。
「極東中で、行政能力に優れ、寛大で慈悲深い気質を持ち、人柄も大変魅力的な人物として知られていた」
「本書は、齋藤朝鮮総督の賢明で思いやりのある指揮の下に発展してきた新しい朝鮮について語っている」
「1922年の朝鮮においては、反日の過激論者を除けば、齋藤総督に対する世間一般の評価は次のようであった。
総督は、公明正大で寛容な施政により朝鮮を統治しようという真摯な思いで生き生きしていた。
そして、彼は卓越した改革を成し遂げた。
教育の問題においては、実に惜しみなく人々の教養に対する意欲に力を貸し、政治的野心については、無益に独立を望む気持ちを助長するものは如何なるものにも断固反対する一方、熱心に地方自治を促進し、日本人と朝鮮人の関係に友好と協力の精神をしみ込ませようとしていたのである」
「彼は正義と強い意志、そして寛容さをもって統治し、朝鮮人の文化と経済的利益を大切にするという自分の約束を守ってきたのである」
さらには、自分の言葉だけでなく、他人(メソジスト基督教会で全ソウル駐在監督のハーバート・ウェルチ)が書いた齋藤の人物評まで長々と引用し、齋藤を持ち上げています。
アイルランドが齋藤の行政の中で「より重要で注目しておくべきもの」として挙げているのは、たとえばこういったものがあります。
・憲兵の廃止
・古い朝鮮の習慣であるむち打ち刑の廃止
・政府の要職に多くの朝鮮人を登用
・地方行政の大部分を地方当局に委託し官吏の教育に寄与
・教育予算を大幅に増やして日本本土と同水準の総合教育を朝鮮人に与えた
※この中には含まれていませんが、ハングルの新聞や雑誌の発行を許可したのも齋藤です。
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