悪質な徴兵制デマにご注意!「ザ・ボイス」より
2014.07.04 Friday 03:00
くっくり
飯田浩司
「うーん」
青山繁晴
「中学・高校生が、望まないのに兵士にされることは、ありません! はい。これ世界の常識なのに、日本だけが、この、1945年の、第2次世界大戦が終わった時の、感覚で止まってしまってるから、いい大人も、そして子供たちも事実を知らない。先生も知らないと、いうことになってしまってるんです。はい」
____________________________内容紹介ここまで
本当に悪質なデマですね(-.-#)
青山さんも指摘されていますが、特に「2年」という数字。
たとえば、お隣の韓国で約2年間の兵役義務があることは、日本でもかなり知られるようになってますよね。
デマの主も、そのあたりからヒントを得て「2年」という文言を入れたんじゃないかと、私は疑っています。
image[140703-03chouheiY.jpg]
image[140703-04chouheiN.jpg]
[画像はwikipedia>徴兵制度より]
アメリカ以外にも、徴兵制を廃止したり見直そうとしている国は、近年増えてますよね。
たとえば、台湾は徴兵制を廃止し、2017年には志願制に完全移行する予定だそうです(当初予定の2015年から延期されました)。
ヨーロッパでは、フランスが1996年、ドイツが2011年、スウェーデンが2010年に徴兵制を廃止しています。
逆に、永世中立国(集団的自衛権を行使しない国)であるスイスとオーストリアは、伝統的に徴兵制を維持しています。
もっとも、この2国でも近年は廃止論が高まってきており、2013年にそれぞれ徴兵制の存否をめぐって国民投票が行われました。
結果は、存続に賛成がスイスは73%、オーストリアが59.8%で、ともに徴兵制廃止は否決されました。
なお、徴兵制を実施している国でも、良心的兵役拒否を導入している場合が大半です。
韓国は良心的兵役拒否が認められていない極めて特殊な国です(こちら参照)。
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