「アンカー」中国軍機“異常接近”だけでなく“撃墜行動”も!組織的な異常行動の理由は?

2014.06.19 Thursday 01:33
くっくり



村西利恵
「よく耳にしますが、はい」

青山繁晴
「まあ一種の、申し訳ございませんが、僕は一種の情報統制、情報コントロールだと思ってます。で、いちいちいちいち、中国共産党の軍事委員会や、習近平主席が、例えば日本の偵察機が入って来たら、そういうアクションとれと言ってるってことはもちろんあり得ないです。問題はですね、それが、その、中国共産党が打ち出した基本方針に則ってるのか、空軍が勝手にやってるのかっていう問題であって、これは、根っこに、基本に、中国共産党の方針があって行われたと、みるべきです。なぜか。その理由を、いまお示しします。まず証拠の1です」

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村西利恵
「組織的な異常行動であるというその証拠の1つめ。『空軍はこれからは中国の海洋権益を守ることを、主任務の一つにする』ということを、これ4月の、解放軍報、これは中国人民解放軍の機関紙ですが、ここに、馬暁天(ばぎょうてん)空軍司令官の言葉として載っています」

青山繁晴
「はい。これ、いま村西キャスターがおっしゃった通り、公式な、軍の機関紙なんですね。で、共産党の機関紙が人民日報です。で、それ一体となってるもんであって、えー、勝手なことを言うことはもちろんできません。で、この空軍司令官の馬暁天さんは、もちろん習近平体制の一環として司令官をやってる人であって、その人が、空の軍隊の空軍が、海の権益を守ることを主任務の一つにしますと。それは中国共産党が、南シナ海も含めてですよ、東シナ海、南シナ海両方を、権益を無理にでも広げようとする、それに空軍も協力することにしましたってことであって、これ、基本方針が変わりましたと、ね、いう、これ表明なんですよ。これ4月ですよね。じゃあ、いつ起きましたか。はい、次出して下さい。証拠の2」

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村西利恵
「証拠の2つめですね。実際どういう接近だったかというと先月24日、東シナ海公海上で中国軍機Su-27が背後から接近、いったん横に並んで、海上自衛隊OP-3Cにおよそ50m、航空自衛隊YS-11EBにおよそ30mまで異常接近しました。これ先月24日です。そして今月11日、東シナ海の公海上で別の同型中国軍機が同じように、OP-3Cにおよそ45m、YS-11EBにおよそ30mまで異常接近しました。これ、同じ型の中国軍機の、別のパイロットが、同じ行動をとった」

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