「アンカー」中国軍機“異常接近”だけでなく“撃墜行動”も!組織的な異常行動の理由は?

2014.06.19 Thursday 01:33
くっくり



村西利恵
「いや、そうでしょうね」

青山繁晴
「というのは、こちらは非武装ですからね。非武装ってのは、これは憲法9条と関係なくて、プロペラの偵察機ですから、本来は、本来、武装してません。そしてこの時、例えば、日本のF15とかF2って戦闘機も、護衛についてませんでしたから、えー、もうしかも、もうほとんど一瞬のことですから、もう何も、間に合わないってことになるわけですね。で、これが実際起きたことです。したがって情報は、いま残念ながら、隠されたことに基づいてしか報道されてない。で、それが、どこで起きたかを次に見たいんですが、はい、出して下さい」

村西利恵
「はい。地図でご覧いただきます。日中の中間線が白色の線、そして、赤い線が中国が去年11月、勝手に設定した防空識別圏になります」

image[140618-14map.jpg]

青山繁晴
「はい。で、この去年11月に、ADIZ、防空識別圏ってものを中国が勝手に設定したってニュースを、これで思い出された方、改めて思い出された方、多いと思うんですが、その時、から、僕、『アンカー』でも確か申したと思いますけど、特にアメリカの空軍が一番心配してた。それからそのあと、僕はハワイ行きまして、アメリカ太平洋空軍とも、じっくり話し合いましたが、その時の話題のひとつはもちろんこれだったんですが、アメリカ空軍が一番心配したのは、中国の様子おかしいぞと。というのは、この防空識別圏の意味、実は分かってないんじゃないかと」

村西利恵
「分かってない」

image[140618-15mokei.jpg]

青山繁晴
「はい、分かってないって意味はですね、例えば今のこの偵察機でも、こうやって飛んで行って、この中国の領空に入ったらですね、これは国際法上も、撃墜されてもやむを得ない事態になるんですよ。で、そうじゃなくてですね、これも、まあ飛行機ですから、プロペラっていっても速いですけど、例えばこれが、仮に、これ、ま、(模型は)中国ですけど、仮に日本のF15だとすると、これ音速超えて入って行きますから、この領空まで入ってしまったらお互いにもう間に合わないから、その前に、警告するため、つまり平和を守るための、ゾーンなんですよ、これ。戦争するためのゾーンじゃなくて。だから、空を守るために、識別するって言ってるわけですよ。ね。ここまで入って来ちゃったら、あなたそのまま行ったら領空まで来ちゃいますよと。ね。だから戦争にならないためにはあなたはこうやって回避して下さいねと、いうのが防空識別圏なのに、中国は領空と勘違いしてて」

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