議論する習慣がない韓国はセウォル号事故「再発防止」に向かわない
2014.06.14 Saturday 02:51
くっくり
(2)船は沈没状態のまま置いておき、その上に海上追慕公園を作る。
今のところこの2つの案があり、海洋水産部は後者に重きを置いているそうです(中央日報 2014年06月08日12時46分)。
まだ行方不明者の捜索が続いている段階でこんな話が出てくること自体、日本とはちょっと感覚が違いますよね。
もっとびっくりしたのは、事故を契機に、「安全事故予防」関連の法改正案が発議されたという報道です(ハンギョレ 2014.05.14 18:41)。
これは、災難事故の時、生徒たちが応急対処能力を備えられるよう、学校の正規授業で水泳など学校安全教育を義務化しようというものです。
もちろん水泳は教えておくべきでしょうが(日本でも正規授業でやってるし)、何かズレてるんですよね。
事故の本質はそうじゃないでしょう。
あの状況では泳ぎの達者な人でも溺れてます。
なぜフェリーは転覆してしまったのか。
なぜ助けられたはずの命がみすみす失われてしまったのか。
そこを突き止めないと、根本的な解決にはなりません。
また、先述した国政調査特別委員会、そこの所属議員らが6月8日、「セウォル号特別法」の制定を目指す意向を明らかにしました。
災害対応や事後対応システムの確立が主な目的に挙げられていますが、強調されたのは被害者家族に対する手厚いほどのケア。
「被害家族が生涯全サイクルにわたって継続支援を受けることができるよう制度やシステムを構築する」
「被災地の経済、社会に回復の基盤を整えられるようにする」
……というものです。
万事こんな調子で、原因究明や再発防止という方向になかなか行きません。
「今求められるのは、再発防止策の徹底ではないだろうか。
今回の事故の原因は、利益を優先した船会社が、法定上限を超える貨物を乗せていたことと、責任者が救助義務を放棄して現場を離れたことによる。
こうしたことが起きないように、罰則を強化するか、監視体制を厳格化するか、安全教育を徹底させるかの対策が重要だ」
↑へえー、韓国にもまともなこと言うメディアがあるのね、と思ってよく見たら、これは統一日報(2014年06月11日 00:00)でした(T_T)
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