「アンカー」拉致“全面再調査”で北の思惑と想定される今後の日朝の動き

2014.06.05 Thursday 01:35
くっくり



青山繁晴
「はい。これはまさしく、今まで報道されてきたこと、そのものなんです。ところが、今までの報道に表れてこなかった、いわば、隠されたポイントがいくつかあります。最初は、このあたりです」

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村西利恵
「全面的に調査」

青山繁晴
「これ、ま、報道されてる意味はですね、この全面って意味が、その政府が認定した拉致被害者、残りの12人の方だけじゃなくて、特定失踪者ってちょっと難しい言葉、何度もお話ししましたが、失踪者って家出なさったり、そういう方々ですね。その中で、その家出、個人的な家出の理由がない、その人たちに特定って言葉を、これ民間の努力で付けて、北朝鮮に拉致されてる疑いがある、人々。それから、自ら望んで北朝鮮に入ってしまって帰れなくなった方々。それからさらには、敗戦直後に、シベリアから北朝鮮にさらに移送されるなどして、現地で亡くなった方々のご遺骨の問題。そういうことを全面的にやるっていうふうにだけ報道されてるんですが、もうひとつ実は隠された意味があって、この、金正恩第1書記が今、いくつかってことを考えてほしいんですね。まあ実は、年齢はっきりしない面もあるんですけれど、まあ、30前後、30過ぎぐらいと思われてます」

村西利恵
「言われてますね」

青山繁晴
「えー、たとえば横田めぐみちゃん、思い出していただくと、13歳の女子中学生で誘拐されて、10月5日が誕生日です。あと4ヶ月で、また誕生日来るんですが、今年いくつになられるかというと、ついに50歳です。ということは37年間、まあ、ほったらかしにされたわけですね。37年間帰って来れなかった。ということは、37年と、その30歳前後を考えていただくと、金正恩第1書記は、要は、拉致事件が激しかった頃、一番激しかった頃、かなり長い間続きましたが、一番激しかった頃は生まれてないかまだ子供なんですね。だから金正恩第1書記自身が、一体、何人の日本国民を、どの北朝鮮の工作機関が奪ったのかってことは全面的には、知らないんですよ」

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