青山繁晴「インサイト・コラム」にっぽん丸から硫黄島を臨む

2014.05.28 Wednesday 18:06
くっくり


櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日は独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」

青山繁晴
「おはようございます」

櫻井浩二
「今あの、客船『にっぽん丸』の船上で、硫黄島のもうすぐ近くにいらっしゃるそうですね」

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青山繁晴
「はい。えー、今朝の、4時半前後にはもう、硫黄島の目の前に船が着きまして、えー、今、硫黄島の周りを船が巡っているところです」

櫻井浩二
「あ、そうですか、今回どんな目的なんですか?」

青山繁晴
「はい。えー、この硫黄島を含む小笠原諸島が、世界遺産に指定されたことは、皆さんご存知だと思います」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、それは、日本国民としても素晴らしいことですが、その、小笠原諸島の中に、父島、母島っていう美しい島々、それからクジラやイルカ、だけじゃなくて、えー、私たちの、たった60年、70年前の先輩が、後世の私たちのためだけに戦って2万人が殺された硫黄島があるっていうことがほとんど忘れられていました」

櫻井浩二
「ああー、はい」

青山繁晴
「世界遺産になったことを誇りに思いつつ、僕はそのことをとても、硫黄島が忘れられてることをとても悲しく思っていたんですけれども、その、今おっしゃった『にっぽん丸』っていう小笠原のクルーズにも、世界一周にも出かける客船のスタッフから、突然連絡がありまして、ま、見ず知らずなんですけれども、連絡がありまして、その小笠原諸島を巡るクルーズの中に、硫黄島を組み込みたい。で、硫黄島を組み込んだら、かつて立入禁止の硫黄島に、青山が入ったってことをよくご存知で、えー、私に、船内で、硫黄島とは何かということを、講演していただけませんかっていうお話がありまして」

櫻井浩二
「ほうー、ええ、ええ」

青山繁晴
「あの、僕たちは営業活動ってのしませんから、もうびっくりして、えー、お話をお受けしたんですが、何せ船で、1週間近く日程空けなきゃいけませんから」

櫻井浩二
「そうですよね」

青山繁晴
「ま、色んな困難ありましたけれども、実現できて、素晴らしい日差しの中、えー、硫黄島の周りを、僕としては、7年半ぶりぐらいに、巡っているところです」

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